東京・御茶ノ水で期間限定の「抹茶ビアガーデン」に行ってきた

東京・御茶ノ水にある期間限定の抹茶ビアガーデンに行ってみた。
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ビールの旬は今。抹茶味がブームってホントか?

 食べ物から季節感がなくなったといわれて久しいが、飲み物にはまだまだその季節でしか味わえない美味しさがある。その代表のひとつが、ビアガーデンのビール。
ビールは年がら年中飲めるが、ビアガーデンのビールほど“刹那的な快楽”を感じる飲みものはない。

 熱気ムンムンのデパートの屋上(通称:デパウエ)で、カチンカチンに凍らせた氷のようなジョッキに、きめ細かい泡をのせたビールが登場するだけで、「うお~っ!」と、心の中で拍手喝采。
眺めているだけで涼しくなってくるが、うっとりしている暇はない。ジョッキも暑さですぐに汗だくになり、涼を逃してしまう。だから、テーブルに置かれる否や飲むのが鉄則だ。クーッ、グビグビッ、ゴクゴクッ。ノドを鳴らして、一瞬で飲み干す。ク~、もう1杯!

 ビールは今がまさに旬である。
今年はどこのビアガーデンを攻めようかと思っていた矢先、ネットサーフィン中に、「抹茶ビアガーデン開催中」という文字を目にした。

 ちょっと、待てよ。抹茶ですよね。茶筅で点てるアレですよね。茶碗を回して、焦らして飲むヤツっすよね、ね?

 昨今、抹茶味がいたるところで幅を利かせているのは知っている。特に夏になると、アイスだ、かき氷だ、シェイクだと、ひんやり系スイーツに抹茶味は定番だ。しかし、ビールはひんやり系だけど、決して甘くない。アルコールだし、キンキンだし、グビグビだし。泡立っている点が多少似ているというだけで、一緒にしていいものか?

 抹茶さん、最近モテすぎて調子に乗って、あちこちに手を出し過ぎじゃないすか? ホントにビールに合うんですか? と、内心、訝しみながらも行ってきました、「抹茶ビアガーデン」。場所は、東京・お茶の水にある『グリーンティー レストラン 1899 お茶の水』だ。