専門店より美味!? 「成城石井」のタピオカドリンクを飲んでみた

店内で茹で上げたタピオカをたっぷり使用

 成城石井では2018年7月からタピオカドリンクを発売しています。今年の4月22日からリニューアルし、5種類の味が楽しめるようになりました。新たにラインナップに加わったのが、「タピオカ黒糖ほうじ茶ラテ」と「タピオカ黒糖マンゴーラテ」の2種類です。

「タピオカ黒糖ほうじ茶ラテ」は国産のほうじ茶パウダーを使用
「タピオカ黒糖ほうじ茶ラテ」は国産のほうじ茶パウダーを使用
「タピオカ黒糖マンゴーラテ」はアルフォンソマンゴーピューレを使用したトロピカルな1杯
「タピオカ黒糖マンゴーラテ」はアルフォンソマンゴーピューレを使用したトロピカルな1杯

 同店のタピオカドリンクは、Mサイズ(各399円)とLサイズ(各499円)から選べます。500円以下という価格設定はほかの専門店に比べるとリーズナブルなので、気軽に注文しやすいですね。

 もちろん成城石井らしいこだわりも満載。タピオカは店内で茹で上げたものを使用し、沖縄県産黒糖を使用したシロップに漬けています。6月半ばに使用するタピオカが変更され、より大粒でもっちりした仕上がりになっています。また、牛乳にもきちんとこだわっていて、65℃で30分の低温殺菌をして生乳本来のおいしさを高めた「成城石井牛乳」を使用しています。

キャッサバから作られたタピオカを店内で丁寧に茹で上げる。以前よりも大粒でもっちりしていて、専門店にも負けていない印象を受けた
キャッサバから作られたタピオカを店内で丁寧に茹で上げる。以前よりも大粒でもっちりしていて、専門店にも負けていない印象を受けた

ドリンクのおいしさがケタ違い!

 すべてのドリンクを飲んでみて驚いたのが、そのドリンク自体のおいしさです。タピオカドリンクはどうしてもタピオカに焦点が当たりがちなのですが、成城石井のものはどれもドリンクの味わいが濃厚です。

シンプルな「タピオカ黒糖ミルクティー」は、アールグレイ茶葉を使用。黒糖のふんわりとした甘みとミルクティーの相性がいい
シンプルな「タピオカ黒糖ミルクティー」は、アールグレイ茶葉を使用。黒糖のふんわりとした甘みとミルクティーの相性がいい
想像以上の抹茶の濃さに驚かされた「タピオカ黒糖抹茶ラテ」。抹茶と黒糖の組み合わせはまさしく和スイーツ
想像以上の抹茶の濃さに驚かされた「タピオカ黒糖抹茶ラテ」。抹茶と黒糖の組み合わせはまさしく和スイーツ
イチゴピューレをたっぷり使った「タピオカ黒糖苺ミルク」は、黒糖の味はあまり感じず、ヨーグルトドリンクのよう。いちごとタピオカの食感がクセになる
イチゴピューレをたっぷり使った「タピオカ黒糖苺ミルク」は、黒糖の味はあまり感じず、ヨーグルトドリンクのよう。いちごとタピオカの食感がクセになる

 とくに驚いたのが、お茶とフルーツの濃さ。新登場の「タピオカ黒糖ほうじ茶ラテ」はほうじ茶の香りや香ばしさがしっかり感じられ、かなり贅沢な気分に。また、「タピオカ黒糖マンゴーラテ」は「マンゴーシェイクを飲んでたっけ?」と錯覚しそうなほどにマンゴーの味が濃厚で、トロピカルフルーツが好きな人にはおすすめの1杯です。

 いずれのドリンクも成城石井牛乳から有機豆乳に無料で変更できます。さらに氷なしでのオーダーも可能。現在はコールドのみなので、冬場はホットにも対応してもらえるとうれしいですね。

 5種類すべてのタピオカドリンクが楽しめるのは、成城石井 トリエ京王調布店、アトレ新浦安店内「SEIJYO ISHII STYLE」、ゲートシティ大崎店のみとなっています。また、タピオカ黒糖ミルクティー、タピオカ黒糖ほうじ茶ラテ、タピオカ黒糖抹茶ラテの3種類はLe Bar a Vin 52 全店(麻布十番店/アトレ恵比寿西館店/神谷町店/ビナガーデン海老名店/関内店/横浜ベイクウォーター店)でもテイクアウトのみで販売されています。

 成城石井では、タピオカドリンクだけでなく、タピオカを使ったスイーツなども販売されているので、タピオカ好きにとってはこちらも見逃せませんね。まずはこだわりのタピオカドリンクをお試しあれ!

(取材・文◎今西絢美)

●DATA

店名:成城石井

http://www.seijoishii.co.jp/