お刺身の盛り合わせは調味料でひと工夫
ここまで、ひとつとしてイメージどおりな料理が来ていません。さすがに「本日のお刺身三点盛り」は普通だよねと思っていたら、お刺身に付ける醤油にひと工夫が。用意されたのは「バルサミコポン酢」と「黒納豆醤油」のふたつ。刺し身といえば醤油が甘いか辛いかくらいだと思っていたので、この選択肢は初めてです。


続く焼物は「カルボナーラ米と自由自由」。カルボナーラ米はリゾットなのだろうと想像がつきますが、「自由自由」とは何なのか……。やってきたのはこちらの料理です。

「自由自由」の正体は山形牛のステーキで、パルミジャーノレッジャーノとうずら卵の黄身が載ったリゾットと一緒にいただきます。このあたりはイタリアンの要素が強いですね。
次に来た「ボディーブロー」は、ダチョウのレバーとコリンキーかぼちゃのピクルス。ここでのボディーブローとは、「じわじわ来てるでしょ?」という問いかけの意味もあるのだとか。味だけでなく、こういったユーモアのセンスでも何度も来たくなるお店です。
