街の地味ミシュラン! 東京・浜田山『デイリーヤマザキ』の「浜田山あんぱん」がまるでケーキのように贅沢

街の地味ミシュラン! 東京・浜田山『デイリーヤマザキ』の「浜田山あんぱん」がまるでケーキのように贅沢
食楽web

 有名店の看板料理やコース料理。世の中に美味しいものは沢山ありますが、人は毎日、そんなキラキラした料理を食べているわけではありません。

 カレーショップや立ちそばで昼をさっと食べ、弁当屋やスーパーの半額になった惣菜で夕食を済ます。どこにでもあるチェーン店を利用して地味な食生活を送り、そしてそれを楽しんでいる人、意外と多いのではないでしょうか。

 しかし、そんな日常食の中でも、人それぞれこだわりがあったり、さらには自慢したいメニューがあるものです。それをここでは勝手に「地味ミシュラン」と名付けてご紹介します。

「あんぱん」のイメージはいかに?

 突然ですが皆さんは「あんぱん」のこと、どう思いますか?

 クロワッサンやバゲットは、フランス出身のおしゃれさで女子ウケするし、メロンパンやチョココロネは可愛い見た目と甘さで子供に好かれます。

 それに比べて「あんぱん」は、ちょっと無骨。丸いだけで、あったところでヘソしかないし、中に入っているものも素朴なあんこ。

 ましてスーパーやコンビニで売っている「あんぱん」といえば、透明のビニール袋入りで、開けた瞬間に「あんぱん」が宙を舞い、地面に落ちてしまったりしても、仕方ない。だって「あんぱん」だもの。

 だから「あんぱん」を食べる時、「まぁ、あんぱんでいいか」と、ひとりで背中を丸めて食べたり、牛乳で流し込んだりする。まあ、何が言いたいかというと「あんぱん」はぶっちゃけ、地味な印象しかないということです。

 ところが最近、少しイカした「あんぱん」を見つけました。それは、京王井の頭線・浜田山駅前のコンビニ『デイリーヤマザキ浜田山店』で売られていた「浜田山あんパン」です。

「浜田山あんパン」154円
「浜田山あんパン」154円