肉、肉。肉が食べたいっ！ 今日は栄養バランスとかカロリーとかは二の次、肉をガッと食べて体力・気力復活するぞーっ！ という日にぴったりな丼、いかがでしょうか？
肉たっぷり、さらにニンニクもたっぷりのパワフルな丼が食べられるのは、JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分の場所にある『キッチン男の晩ごはん 阿佐ヶ谷本店』。この店の名物がこちらの「スタミナ野郎丼」で、しかも種類豊富とのこと。「スタミナ野郎丼にんにくミックス」（850円）、「スタミナ野郎丼（うま豚）」（800円）、「スタミナ野郎丼（レバー）」（750円）などスタミナ野郎丼と名のつくメニューだけで10種以上。しかも、いずれのスタミナ野郎丼もご飯大盛無料です。
どのスタミナ野郎丼にするか真剣に迷うところですが、今回は一番人気、野郎丼の中でも“キングオブ野郎丼”「スタミナ野郎丼（にんにくミックス）」に決定。もちろんご飯大盛で注文します。
表にある看板でメニューを決めたのち、店内に入り食券機のボタンを押そうとすると、一番目立つところに「とにかく肉増し200円」のボタンが。しかも、「何枚でも受け付けます（笑）」とまで書かれている。ということは、どんどん肉増しで注文する人がいるってことですよね。肉山タワー、作る人いるんだろうなぁ。
待つこと数分、テーブルの上にやってきたのは、カツが丼から飛び出すパワフルな一杯。ニンニクの香りがたまらない！ 上から見ても横から見てもご飯は見えず、肉と温泉卵で隠れています。
内容は、チキンカツ2枚に、豚バラ、鶏皮、鶏胸肉、そしてタマネギ、もしや、センターを飾る温泉卵とボリューム満点です。さらに刻みニンニクとニンニクチップのダブルニンニク。これはもう、ご飯大盛で正解でしょう！
まずは食べる前に計測。直径18cmの丼に、チキンカツの飛び出ているところで高さ16cm。重さは1,023g（器の重さを除く）、セットについてくる味噌汁が約200g。ということで、トータル約1.2kg、というところでしょうか。
「スタミナたくさん、肉食べたい、ニンニクも欲しい、という全てを叶える丼ですね」と語るのはエリア統括マネージャーの横山宏次さん。実はこの店、週6～7回、ほぼ毎日通うお客さんが多いので、毎日食べても飽きないよう、メニューの種類が70種もあるとのこと。
早速一口！ チキンカツはもしや隠し味でチーズが入っている？ サックサクの食感。これなら2枚でも余裕で味わえます。豚バラ、鶏皮、鶏胸肉は、少しだけピリッとした辛さを感じる、そしてぶわ～っとニンニクの香りが口いっぱいに広がります。
食感も、カツのサクッ、鶏皮のプニュ、鶏胸肉のしっとり、それぞれが違っていて楽しい！ もちろん、玉ねぎのシャキシャキ、キャベツのしっとりも興を添えます。名脇役！ 最後に油やタレのしみた旨みたっぷりご飯が甘さとなって全体を包んでくれる完璧なバランス。美味しい～。これは箸ではなく、スプーンでガンガン口にカッこみながら食べるのが正解でしょう。
「ウチは常連になった方がさらに楽しめますよ」と横山さん。実は裏メニューがいっぱいあって、「野郎丼にカレーかけて」とか「キャベツもりもりにして」など、自分の好きな味にカスタマイズする方法がいろいろあるとのこと。なので、定番のメニューを一通り食べて、そこから、自分の理想の形にアレンジを楽しむのがオススメだそうです。
ちなみに、全メニューでニンニクの量は5段階で調整可能。ニンニクなしから、元気10倍、100倍、1000倍と来て、一番多いのは「無敵」。翌日誰にも会わない、っていう日に、ニンニク無敵で頼みたいなぁ。
野郎丼の他にも、男のコンビカレー、男の親子丼、男のオムライスなど男シリーズのメニューや、うどん、ラーメン、麻婆豆腐など和洋中様々な料理が味わえる『キッチン男の晩ごはん』。暑さで食欲不振、バテ気味、というときこそ、野郎丼でパワーチャージ、元気復活！ ですよ。
（取材・文◎石澤理香子）
●SHOP INFO
店名：キッチン男の晩ごはん 阿佐ヶ谷本店
住：東京都杉並区阿佐谷北2-12-22 TYビル1F
TEL：03-5373-8337
営：10：00～24：00（LO）
休：なし（不定休あり）
