絶品「讃岐うどん」はおつゆまで飲み干せる
メニューを見れば、「かけうどん」はたったの450円。「ざるうどん」550円、「ぶっかけ」も650円と、この界隈の飲食店にしてはかなりお安い。
にも関わらず、うどんは、打ち立て、切りたて、茹でたての「三立て」。讃岐うどんの美味しさは“コシと喉ごし”ですが、この値段で「三立て」はなかなかできることではありません。

まずは「かけうどん」で、トッピングに「ちく玉天」を注文してみました。ネジネジと巻き上げられた美しい姿のうどんが、透き通った黄金色のおつゆに入って登場しました。見るからにコシの強さを感じる、堂々としたうどんです。
おつゆを一口いただくと、しっかりと昆布のお出汁が効いていて、じつに上品な薄味。うどんは、つるりとした舌触りで、噛むと跳ね返ってくるような活きの良さがあり、喉を滑り落ちていくように滑らかです。
店の揚げ物は、すべて太白胡麻油と太香胡麻油をブレンドして揚げているそうですが、「ちく玉天」も、カラッとフワッとしていて、油のクドさはゼロ。おつゆも飲み干してしまいました。

