原宿で本格さぬきうどんが1杯450円! 超話題のうどん店『麺散』が大人気の理由とは?

超行列店の讃岐うどん職人が電撃移籍していた!

 店内を駆けずり回る岡田さんを捕まえて、お話を聞いてみたら、「うちのうどんは、新宿の『うどん 慎』の元職人だった知久平桂さんが作っているんですよ」と言うんです。

『慎』といえば、朝から晩まで満席の超人気店の讃岐うどん屋さんです。そんなスゴ腕の方が、まさかここに電撃移籍していたなんて!

うどん職人の知久平桂さん。岡田さんは、『デリファシャス』をオープンさせる前、 “天ぷら”の勉強をしようと『うどん 慎』でアルバイトをしていたそう。その時にお世話になったのが知久平さん
うどん職人の知久平桂さん。岡田さんは、『デリファシャス』をオープンさせる前、 “天ぷら”の勉強をしようと『うどん 慎』でアルバイトをしていたそう。その時にお世話になったのが知久平さん

「僕らは、茹で置きを絶対にしないことをモットーにしています。茹で上がるまでにどうしても10~15分かかるので、お客様をお待たせしないようにするには、ロスをしてもいいから、絶え間なく粉をこね、打ってはドボドボと釜に入れて、茹でたてをご提供するようにしようと決めているんです」と岡田さん。

 さらに、お出汁にもこだわりがあると言います。

「讃岐うどんというと、アゴ出汁が多いのですが、僕たちは関西風の飲み干せるタイプに共感していて、天然の真昆布で出汁をとっているんですよ」(岡田さん)

店名の「麺散(メンチラシ)」は、刺青の「面散」を文字ってつけたんだそうです
店名の「麺散(メンチラシ)」は、刺青の「面散」を文字ってつけたんだそうです