
秋といえば「栗」。「栗」といえば、何といっても「モンブラン」です。
今春5月に東京・代々木八幡にオープンして以来、連日行列が絶えないモンブラン専門店『モンブランスタイル(Mont Blanc STYLE)』という店をご存知でしょうか? こちら、台東区、谷中銀座商店街にある日本で唯一の和栗専門店『和栗や』(千駄木)が、新しく手がける“モンブランと日本茶”の専門店なんです。
目の前でモンブランを作り、お茶とともに提供、テイクアウトは一切なしという、これまでにない斬新なスタイル。というわけで、さっそく取材に行ってきました。


入店すると、そこは白木を基調としたカウンターだけの空間で、まるでお寿司屋さんのよう。カウンターには、栗職人の竿代信也さんが、開店前の準備で大忙し。新栗の甘露煮をカットしたり、パフェに使用するアイスクリームを作ったり。カウンターに座っていてもその手元がよく見え、職人技に思わず見とれてしまいます。しかし、合間をみて、この店をオープンした理由を聞いてみると…
「実は本店の『和栗や』でも、2011年のオープン以来、作りたてのモンブランを提供しているんですが、その理由や意味をもっとわかりやすく伝えるため、この店ではそれだけに特化して、お客様の目の前で作って提供するスタイルにしてみたんです」
理由を聞く前に、何はともあれ、こちらの2つのメニュー「モンブランデセル」(レギュラー1,112円・ラージ1,389円)と「モンブランパフェ」(1,389円)を作っていただくことにしました。