混ぜるとなぜ旨い? “混ぜるカレー”の元祖・スリランカカレーの名店『アプサラ』で答えを見つけた!

混ぜるとなぜ旨い? “混ぜるカレー”の元祖・スリランカカレーの名店『アプサラ』で答えを見つけた!
食楽web

混ぜると美味しい元祖はスリランカカレー

 今、流行りの「スパイスカレー」。その特徴の1つは、複数のカレーとたくさんのおかず、アチャール、ライスなどがワンプレートになっていること。しかも皿の具材全部を「思いっきり混ぜて食べると旨い」というのが通説になっています。何が何だかわからないくらい混ぜると美味しくなる。お米に旨みが“マシマシ”状態になり、その美味しいことと言ったら!

 そんな「まぜまぜ」の発想の元はスリランカカレーだと、あるカレー屋の店主から聞いたことがあります。中でも、バナナの葉っぱをお皿代わりにするスリランカの「バナナリーフ包みのカレー」がその元祖とも。バナナの葉っぱで肉や魚、豆、野菜などのカレー2~3種類、野菜の炒め物や煮物、ふりかけなど、たくさんのおかずとライスを包んで、丸ごと蒸す料理です。

 そのカレーも葉っぱの上で混ぜれば混ぜるほど美味しくなるのだそう。なぜ混ぜると美味しくなるのか。不思議じゃありませんか?

 昨年3月に東京・西早稲田オープンした『アプサラ レストラン&バー』は、本場スリランカカレーが美味しいと評判の店で、看板メニューがその「バナナリーフ包みのカレー」です。そこで、“まぜまぜカレーの元祖”ともいうべき味を体験し、混ぜると美味しくなる理由を探ってきました。

西早稲田駅から徒歩5分
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