まさかの1.2kg超え! 早稲田『ダルシムカリー』の超巨大「鉄板豚バラカリー」を食べてきた

まさかの1.2kg超え! 早稲田『ダルシムカリー』の超巨大「鉄板豚バラカリー」を食べてきた
食楽web

 学生街に大盛りメシあり! ということで、向かったのは早稲田。と言っても東西線早稲田駅エリアではなく、都電早稲田駅エリアの新目白通りを少し入ったところにある『ダルシムカリー』です。

「チキンカリー」(690円)や「チキンオーバーライス」(650円)など、リーズナブルな価格で本格的なカレーが食べられる店の、もう一つの特徴が「ゴハンの盛り」。並盛からフジヤマ盛まで7段階でライスの量をセレクトできます。

 最大の「フジヤマ盛」とは一体どんな高さ、量なのか、早速挑戦です!

券売機。テイクアウト可能メニューも同価格なので、満席の際は買って帰るのもおすすめ
券売機。テイクアウト可能メニューも同価格なので、満席の際は買って帰るのもおすすめ

 そもそも、どんなカレーが食べられるのか店長の都築さんに聞いてみると、「うちは20種類以上のスパイス、牛すじのブイヨンや鶏ガラ、野菜などで作ったルーに、チキンや豚肉を合わせるスタイルです。トッピングが多いので、組み合わせがたくさん! だから好きなカスタマイズができるんですよ」とのこと。

 券売機のボタンを見直してみると、コーン、生タマネギ、フライドオニオン、ショウガ、キャベツ、ほうれん草、トマトなど、確かにトッピング色々。これは楽しめそう。

「チキンカリーの場合、鶏肉をヨーグルトなどでマリネして下味をつけてから火を通すので、単品で食べても美味しいですし、豚肉の場合、ニンニク、ショウガで味付けしたものを鉄板で焼き上げるので香ばしさも楽しめます」とのこと。これは期待値が上がります。

「鉄板豚バラカリー」770円+フジヤマ盛350円。器は全サイズ統一。ターメリックライスの高さが違う!
「鉄板豚バラカリー」770円+フジヤマ盛350円。器は全サイズ統一。ターメリックライスの高さが違う!

 鉄板で豚肉を炒めるジュージューという音と香ばしい香りが立ち込めた数分後、鉄板豚バラカリーのフジヤマ盛が卓上に。さっそく計測してみると、直径24cmの器に、高さ約11cm、重さは1227g(器の重さを除く)。いい感じに焦げ目のついた豚バラ肉が裾野に、そしてこんもり丸いターメリックライスの山が。

 ちなみに、ライスのサイズですが、並、大は料金一緒。特盛は+50円、デカ盛り+200円、メガ盛+250円、ギガ盛+300円、フジヤマ盛+350円の7段階。それぞれ、並200gをスタートとしてランクを上げるごとに+100g。ということは、フジヤマ盛は800g。引き算するとルー&豚肉は約400g。ライス2口にカレー1口のバランスでいけばいい感じでしょうか。

「ルーが足りなくなったら、ルー増し+220円を追加注文もできますよ」と店長さん。後半戦、もしバランスが崩れたら、トッピングでフォロー、ですね。

高さはスマホよりちょっと低めの約11cm。頂上には乾燥パセリの鮮やかな緑が
高さはスマホよりちょっと低めの約11cm。頂上には乾燥パセリの鮮やかな緑が

 そもそも、なんでライスの量の種類が多くなったのか伺ってみました。「うちのカリーは本格インドカリー。で、本格的なのにデカ盛りが楽しめるといいなと」。本格的な味も、ボリュームも、両方楽しめるようにと考えられえたのが7段階のライスの量とのこと。

 フジヤマ盛の注文は1日2~3食程度だそうですが、たまに、早稲田の学生がサークルの仲間とやってきて、10人全員フジヤマ盛で注文、ということも。800g×10人で8kg。それを一度の注文って! 学生の皆さん、ノリで頼む前に、店のライスの量を事前に電話で確認しましょうね。

器の縁が高くなっているので、スプーンですくいやすい~! これなら最後の米1粒までいけそう
器の縁が高くなっているので、スプーンですくいやすい~! これなら最後の米1粒までいけそう

 まずは一口。ルーだけを味わうと、最初にスパイスならではのふわっとした香り、そして後からコク、辛さがやってきます。続いてターメリックライスと合わせて一口。美味しい~。山底部分のルーがしみた部分、そしてまだルーがかかっていないライスをすくって、スプーンの上でルーと合わせて、など山の中腹や麓部分からライスを攻めていきます。

 豚肉は、ところどころに鉄板で焼いた香ばしさ、そしてカリッと感も。ライス2:ルー1で行こうと思っていたのに、ルー1:ライス1、そして豚肉1:ライス1とかで勢いよく食べ進めてしまうので、バランス崩壊。迷うことなくルーを追加します。

 すると、熱々のルーがかけられたことにより、香りと爽やかさ、辛さが復活しました。ライスと馴染んだルーもいいものですが、ライスにかけたての熱いルーはやはり美味しい! 結構お腹にたまっている気がしていたものの、食欲が復活、さらにスピードがアップします。フジヤマ盛には、追いルーがマストかもしれません。

店長の都築昭彦さん「毎年5月には100辛を学生とのコラボでだしています」
店長の都築昭彦さん「毎年5月には100辛を学生とのコラボでだしています」

 ライスの量が選べるほかにも、ルーの辛さもカスタマイズ可能。通常は1辛ですが、0~8まで、さらに年に一回、「100辛」のカレーも食べられるとのこと。8以上の辛さで食べたい場合は、お店の人にご相談ください。

 さらに、年末に向けて限定メニューも登場予定だそうです。いつ出るのかは、店内の張り紙などで告知するとのことです。普段のランチタイムは学生さんや近隣オフィスの会社員の方々などで行列覚悟ですが、おすすめは大学の冬休み、試験期間など、学生が少ないタイミング。比較的並ばずに、店に入ることができます。

 ライスの量、様々なトッピング、辛さのレベルなど、究極のオレ流カスタマイズカレーにたどり着ける店『ダルシムカリー』。ほかに「チキンカレー」や張り紙にあって気になった「イタリアン」、「カルボ」、「ダルシムspecial」(1250円)も魅力的です。何度も通い続けたくなる、クセになる美味しさのカレーでした!

●SHOP INFO

ダルシムカリー 外観

店名:ダルシムカリー

住:東京都新宿区西早稲田19-17藤和シティコープ1F
TEL:03-6457-6533
営:10:30~15:00、17:00~22:00、土曜10:30~22:00、日曜10:30~15:00(各L.O.)
休:なし