ITエンジニア、キックボクサー…異色の経歴から料理の世界へ

会社員時代、プログラマーとして働きながらキックボクシングをスタート。試合前は減量しなければならないものの、「おいしいご飯が食べたい」という強い思いがあり、ネットで中華鍋を購入したのがご自身で料理を始めるキッカケになったのだとか。

そんな本田さんが心がけているのは「素材を生かす料理」と「食事って楽しい」と感じてもらえるお店づくり。
「料理を通じて生産者とお客さまをつなぐパイプ役になりたい」と笑顔で話してくれました。"食堂"という名前にしたのはジャンルにこだわらずに日常使いの店がいいと思ったから。
「堅苦しく食べるのではなく、遊び心をプラスして食事そのものを楽しんでほしい」と本田さん。

よく知っている食材でもひと口食べたら、ものすごくおいしい! 「こんな食べ方があったんだ」と感動する想像を超えたメニューを届けたいという、本田さんの想いがカタチになっている名店なんです。

筆者は何度かお店を訪れていますが、その度にメニューが変わり、新しい体験をさせてくれるので、何度も行きたくなります。
都内からでも日帰りで行ける距離なので、ぜひプチトリップして下諏訪の名店『本田食堂』へ足を運んでみてください。
(撮影・文◎加藤朋子)
●SHOP INFO
店名:本田食堂
住:長野県諏訪郡下諏訪町広瀬町5382
TEL:080-8729-6671
営:ランチ11:30〜14:00、ディナー18:00〜22:00
休:日・月・火曜のランチ ※ディナーは営業
https://www.instagram.com/hondashokudo0808/