金土日しか食べられない!?西荻窪の激ウマ「ポークカレー」とは?

金土日しか食べられない!?西荻窪の激ウマ「ポークカレー」とは?
食楽web

東京に次々と増えているスパイスカリー専門店。中には“限られた日”にしか食べられないカレー屋が登場している。そんな“限定カレー”で、週末しか味わえないという西荻窪のカフェ『raccoon(ラクーン)』の「ポークカレー」を食べてきた。

 JR西荻窪駅南口から徒歩5分の場所にある『raccoon(ラクーン)』は、月~木までが定休、オープンしているのは金土日だけ、という営業日が限られたカフェである。

 中に入ると、まるで個人宅のリビングのような空間が広がり、キッチンには女性店主・井澤みちるさんがひとり。

店主の井澤みちるさん。厨房もまるで自宅のキッチンのよう
店主の井澤みちるさん。厨房もまるで自宅のキッチンのよう

 raccoonのフードメニューの柱は、「ロースイーツ」と「カレー」の2本立て。「ロースイーツ」とは、乳製品や卵、小麦粉、砂糖、グルテンフリーのスイーツのことで、こちらでは、ナッツとオイルとフルーツを使い、48℃以上に加熱せずにつくるタルトやチーズケーキがそれに当たる。

 みちるさんに聞くと、「ロースイーツ作りは私が担当しています」とのこと。「自身の経験から、ビーガンの人やアレルギーの人、またダイエット中の人にも安心して食べられるようにと、レシピを研究して作っているんです」

 では、今回、お目当てにしてきたカレー作りは誰が? と聞いてみたら、
「実は、カレーは主人が担当なんです。平日は会社勤めをしているので、週末だけしか店には出ないのですが、週末3日分のカレーはすべて主人がレシピを決めて一緒に作っているんです」

 なるほど、週3日しか営業していない理由は、そんなところにあったのだ。

オープンは今年(2017年)の2月。自宅で使っていたアンティークショップで購入したテーブルやソファをお店で使っている
オープンは今年(2017年)の2月。自宅で使っていたアンティークショップで購入したテーブルやソファをお店で使っている