ラーメン好きなら誰もが思う「カレー×ラーメン=本当に美味しい?」という疑問。しかし、スープカレー専門店が衝撃的に美味しい「スパイスラーメン」を作った!その美味しさの秘密を探るべく、下北沢へ向かった。
札幌、関東などに10軒展開するスープカレー専門店『路地裏カリィ 侍.』が、今夏、下北沢にオープンしたのがラーメン専門店『点と線』。スープカレーで培った自慢のスープとスパイス使い、ラーメンとして表現した「スパイスラーメン」が看板商品だ。
食べてみると、いわゆる“カレーうどん”のようなとろみのあるカレーとも、タイ料理店などで時々見かけるトムヤムクンやグリーンカレーに麺を入れたエスニックなラーメンとも違う。
もっと言えば、母体のお店である『路地裏カリィ侍.』のとろりとしたスープカレーとも異なり、サラサラとしたスープだ。そして様々なスパイスが重なり合い、野菜や肉などのブイヨン系や、煮干しや鰹節などのお出汁の味も感じる。
これまでに食べたことがあるようで、ない。まさに“新感覚のラーメン”としか言いようがない。そこで、店長の佐藤恭平さんに、この新しい「スパイスラーメン」がどのように誕生したのか聞いてみることにした。