イタリアンのプロ直伝! 鯛丸ごと一匹で作る絶品イタリア料理レシピ5品

【その1】「鯛のカルパッチョ」

「鯛のカルパッチョ」。須堯シェフから教えていただいたカルパッチョドレッシングがあまりに美味しく、つい鯛にかけすぎてしまいました……
「鯛のカルパッチョ」。須堯シェフから教えていただいたカルパッチョドレッシングがあまりに美味しく、つい鯛にかけすぎてしまいました……

◎材料(2人分)

・鯛の切り身(生)……適量
・ベビーリーフなど……適量
・塩……適量
・胡椒……適量

<カルパッチョドレッシング>
・(A)マジックソルト……5g
・(A)酢……40cc
・(A)オリーブオイル……50cc
・(A)サラダ油……170cc
・(A)塩……少々
・(A)はちみつ……少々

◎作り方

1.鯛の切り身(生)を食べやすい大きさにカット。冷蔵庫で冷やす。ベビーリーフなどの野菜はよく洗い水を切っておく

2.(A)の材料をボウルに入れよく混ぜ合わせておく

3.皿に鯛の切り身(生)とベビーリーフなどを盛り付け、軽く塩・胡椒を振った後、(A)をかけて完成

「ベビーリーフがなくても、お好みで万能ねぎ、みょうがなどを乗せても美味しくできると思います。当店ではさらにとびっこなどをパラパラと乗せてお出しすることもありますね。簡単で美味しくできるはずですので、是非やってみていただきたいメニューの一つです」(須堯シェフ)

【その2】「鯛の兜焼き」

鯛をおろした際に出る頭(兜)の部分を半分にして焼いていただきます
鯛をおろした際に出る頭(兜)の部分を半分にして焼いていただきます

◎材料(2人分)

・鯛の頭……一尾分
・塩……適量
・オリーブオイル……適量

<ケッパーソース>
・(A)オリーブオイル……20cc
・(A)すりおろしにんにく……少々
・(A)ケッパー……30g
・(A)バルサミコ……30cc
・(A)麺つゆ……5cc

◎作り方

1.鯛をおろした後、鯛の頭からエラをハサミなどで取り除き、綺麗に洗う。洗った後、口の部分から包丁を入れ二つに切る

2.熱したフライパンにオリーブオイルを敷き、二つに切った鯛の頭を両面焼き、塩を適量振る

3.別のフライパンでオリーブオイルを熱し、中火ですりおろしにんにく、ケッパーを炒める。焦げる寸前のところで火を止め、バルサミコ、麺つゆを加えてよく混ぜ合わせる。これが兜焼きにつけるソースになる(A)

4.鯛の兜焼きを皿に盛り付け、(A)のソースをつけて完成

兜焼きにした際につけるケッパーソースによって、イタリアンな風合いで美味しくいただくことができます
兜焼きにした際につけるケッパーソースによって、イタリアンな風合いで美味しくいただくことができます

 兜焼きはそのまま塩だけでも美味しくいただけますが、須堯シェフ直伝のケッパーソースをつけていただくことで、イタリアンな風合いになります。甘味、酸味、香ばしさが入り組んだケッパーソースと兜焼きの香ばしさがベストマッチ! 実に美味しい逸品になります。

「ケッパーソースを作るのが少々面倒ですが、これを兜焼きにつけて召し上がっていただくことで、より美味しく食べられると思いますよ」(須堯シェフ)