![焼肉がNYスタイルで逆輸入! オーナーズビーフ制で熟成肉を楽しもう](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2017/08/20170831-yakiniku01.jpg)
肉の先進国アメリカで成功したFUTAGOが新橋に上陸
オーナーズビーフ制をご存知だろうか。食肉に関しては歴史もこだわりも深いアメリカ、それもニューヨークのステーキハウスでは、客が上質な牛肉を塊から買い取り、ミートセラーで熟成させる文化が根付いている。
![上質な肉の塊の眠る熟成庫。ここに自分だけの熟成肉をキープしてもらうのがオーナーズビーフ制](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2017/08/20170831-yakiniku02.jpg)
とはいえ、別段、専門知識を要するものではない。オーナーが肉を選んだら、肉の熟成具合や残りのグラム数、賞味期限などは店側が管理。来店して名前を告げれば“マイ熟成肉”を最高の状態でサーブしてくれる。
オーナーはボトルキープのごとく牛肉を買い取り、自分好みに熟成させて味わうもよし、会社の同僚同士で仕事帰りにみんなで楽しむもよし、「オレの選んだ熟成肉がミートセラーにあるんだよ」なんてデートの誘い文句にするのも一興。そんなエグゼな牛肉の楽しみ方こそオーナーズビーフの魅力である。
![熟成期間によって味わいも少しずつ異なる。ワインやモルトのように肉を楽しむのが醍醐味](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2017/08/20170831-yakiniku03.jpg)
このオーナーズビーフ制にいち早く着目し、ニューヨークで成功した日本の焼肉店が「YAKINIKU FUTAGO 37 West 17th St.」。実は、関東の焼肉好きなら誰もが知る「ふたご」の海外進出店なのだが、NYでもことさら流行にうるさいチェルシーで人気を博し「ミシュランガイドNYC 2017版」にも掲載されて話題となった。
8月25日に新橋にオープンしたのは、そのNYスタイルの逆輸入版。業界初のオーナーズビーフ制を導入し、ラグジュアリー感あふれる空間で自分だけの厳選牛を楽しむ新業態だ。