王道にして、至高のペアリングであるワインとチーズ。東京駅に隣接するデパート、大丸東京店では、「世界の酒とチーズフェスティバル」を2019年10月9日(水)~15日(火)まで開催しています。今回で96回目を迎えるという当イベントでは、世界各国から選りすぐりの1000種類を超えるワインと、バラエティーに富んだチーズが大集結します。
最注目のワインはこの3つ!
前回のイベントでNo.1に輝いたワインたちがこちら。
まずは、スペイン・ミーリャ産のワインを世界に知らしめた『ファン・ヒル』です。中でも「ペドレラ」はブドウの品種であるモナストレルとシラーをブレンドした、濃厚で複雑かつまろやかなフルボディが特徴です。ワイン輸入元の努力によって実現したコスパの良さも魅力です。
チリワインというと赤ワインのイメージがありますが、実は白ワインの評価も高いんです。こちらは比較的新しい産地でもある『カサス・デル・ボスケ』。選び抜かれた冷涼な地域で造られた「ソーヴィニヨン・ブラン」は、柑橘類やトロピカルフルーツのような豊かな香りと爽やかな口あたりが特徴です。
南アフリカで、ワイン造りが国家規模の産業となったきっかけとなったワインこそこちらの『KWV』。南アフリカの大自然で造られるワインの中でも「キュヴェ・ブリュット」は辛口ならではのシャープさと果実味が特徴。非常に飲みやすい味わいで、繊細で長く続く泡立ちも高い評価を得ています。
ワインに合わせたい絶品チーズ4選
そんな最高のワインと合わせたいのは、もちろんチーズ。食べやすいものから個性的な味わいのチーズまで、様々なチーズから2つ選んで2808円! 大丸東京店に登場する多くのチーズの中から、特におすすめしたいチーズの一例をご紹介します。
1.フランス 白カビ『プチ グレ シャンベノア』150g
雪のような表面をした「シャンベノア」は、チーズというよりクリームのような味わいが特徴。熟成するにしたがって、トロリとしてきます。やさしくクリーミーなこちらのチーズにはシャンパンなどの発泡性ワインが相性抜群です。
2.イタリア 青カビ『ゴルゴンゾラ ピカンテ イゴール』150gカット
世界三大ブルーチーズの一つ、ゴルゴンゾラ。こちらは、ピカンテ(辛味)という言葉の意味通りの辛口です。まろやかな塩味、甘みが調和し青カビの芳醇な香りがたまらない逸品です。
3.オランダ セミハード『ベームスターロイヤルグランクリュ12ヶ月熟成』200g
こちらは2017年世界チーズ大会で最高位を受賞したチーズ。長期熟成を示すオレンジ色にジャリッとした食感、アミノ酸の旨みが生み出す深い味わいが口の中に広がります。
4.フランス ウォッシュ『プチポンレヴェックイズニー』220g
ノルマンディ最古とも言われるチーズ「ポンレヴェック」。熟成につれ匂いが強くなるのが特徴で、「ポンレヴェック」ファンにはその香りがたまらないのだそうです。外側はやや乾いた感じですが、中身はねっとりと弾力があり滑らかな食感です。
毎回、大勢の人が足を運ぶ「世界の酒とチーズフェスティバル」。期間中は、ワインセミナーが開催されたり、ワイナリー関係者から直接話を聞けたり、見識を深めるチャンスも盛りだくさん。秋の夜長のお供になりそうなワインとチーズを探しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
●DATA
「第96回世界の酒とチーズフェスティバル」開催概要
日時:2019年10月9日(水)~15日(火)
時間:10:00~20:00(初日は15:00オープン、木曜、金曜は21:00まで)
場所:大丸東京店 11階催事場
https://www.daimaru.co.jp/tokyo/sakefes/
※価格は全て税込