アペリティフにぴったり! 美食の都・仏リヨンの郷土料理「絹織工の脳みそ」ってどんな料理?

これが「絹織工の脳みそ」。パンに塗っていただく。(c)Ripaille
これが「絹織工の脳みそ」。パンに塗っていただく。(c)Ripaille | 食楽web

 フランス語講座だけでなく、チーズやワインなどの各種セミナーや文化イベントを開催している『アンスティチュ・フランセ横浜』。フランスの食文化が身近に感じられるセミナーは語学レベルにかかわらず、毎回人気を博していることで知られています。

 こちらで2月24日に開催される「リヨンスペシャル」は、横浜の姉妹都市であり、美食の都として知られるリヨンがテーマ。さっそくどんなイベントなのか、広報・大藤理恵さんにお伺いしました。

「横浜でリヨンの郷土料理を堪能できる唯一のフレンチレストラン『リパイユ』のディレクター兼リヨン・横浜交流会の事務局長でもある砂川裕美さんを迎えての講演会『リヨンの美食文化とリヨンの魅力』とビュッフェが楽しめるイベントです」

 講演会の後のビュッフェタイムにはリパイユのシェフによるスペシャルメニューが登場し、“トリップ リヨン風”“ジャンボン・ペルシェ”など、リヨンの人々に親しまれている料理を、同じくリヨン特産ワイン、コトー・デュ・リヨネと一緒に楽しめるそうです。

左:(c)Ripaille 右:(c)DR
左:(c)Ripaille 右:(c)DR

「また、“絹織工の脳みそ”という非常に変わった名前のチーズ「セルヴェル・ド・カニュ」もご用意します。レシピは店によって異なりますが、フロマージュ・ブランにハーブなどを混ぜたフレッシュチーズです。名前の由来は、絹の街としても知られるリヨンの絹織物の職人たちが、このチーズをパンに塗って食していたことにちなんでいるそうです」

 リヨンの人々に親しまれ、受け継がれてきた家庭料理や、「ブション」と呼ばれる大衆食堂に代表される食の歴史はもちろん、リヨンの街の見どころなど、リヨンの魅力にたっぷり触れられるイベントです。そして、アペリティフにぴったりだというチーズ「絹織工の脳みそ」。気になる方は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

●DATA

「リヨンスペシャル・講演会&ビュッフェ」
日時:2月24日(土)
   16:30~17:10(講演会参加無料・予約制)
   17:20~19:00(ビュッフェ参加自由・飲食有料)
会場:神奈川県横浜市中区尾上町5-76 明治屋尾上町ビル7階
問:アンスティチュ・フランセ横浜
http://www.institutfrancais.jp/yokohama/