岐阜の名物ラーメン店『やよいそば』が横浜ラー博に降臨! 看板メニューの「飛騨中華そば」がウマい理由

岐阜の名物ラーメン店『やよいそば』が横浜ラー博に降臨! 看板メニューの「飛騨中華そば」がウマい理由
食楽web

●ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」第12弾を調査。人気店『やよいそば』の「飛騨中華そば」の旨さの秘密を探る

 ラーメン好きだけでなく海外からも多くの観光客が足を運ぶ大人気ラーメンアミューズメントパーク『新横浜ラーメン博物館』(通称ラー博)。ここで今、過去に『ラー博』に出店した約40の名店を約3週間のリレー方式で再出店するスペシャルプロジェクト「あの銘店をもう一度“銘店シリーズ”」が開かれています。

 2月21日より営業がスタートするシリーズ第12弾のお店は、飛騨高山で有名な岐阜県高山市の大人気老舗ラーメン店『やよいそば』。1996年 10月以来、何と約26年半ぶりとなる『ラー博』への再登場を果たします。

『やよいそば』とは?

(食楽web)
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『やよいそば』は、岐阜県高山市にて昭和23年に創業。現存する「飛騨中華そば(高山ラーメン)」店の中では『まさごそば』(昭和13年創業)に次ぐ2番目に古い老舗です。『ラー博』への出店を機に“知る人ぞ知るご当地ラーメン”として一躍大ブレイク。2012年放送のTVアニメ『氷菓』や、2016年公開の大ヒット映画『君の名は。』など作中の中でも「飛騨中華そば」が登場し “聖地”としてアニメファンにも「飛騨中華そば」の名が浸透するなど、現在も全国から多くのお客さんが訪れる大人気店です。

「飛騨中華そば」の特徴であるラーメンスープは、丼ではなく寸胴の中でスープとタレ(かえし)を合わせ、じっくり煮込んで仕上げる独自のスタイル。煮込み時間によってスープの味わいが変化していくため、地元の人は自分の好みの味になる時間帯にお店を訪れるのがスタンダードなんだとか。

『やよいそば』の「中華そば」
『やよいそば』の「中華そば」

『やよいそば』のラーメンは、鶏ガラや野菜を2時間ほど煮てから鰹節を入れて30分煮込み、これを濾した後に醤油などで味付けをしてさらに煮込むという、じっくりと手間をかけて仕上げています。

 麺は全国的に見てもかなり珍しい“平打ち細ちぢれ麺”で、低加水でスープとの相性がよく、また抜群の歯切れと喉越しの良さを備えているのが特徴。飛騨高山の清らかな水で作った自家製で、今回の『ラー博』でも高山市の本店で作ったものを毎日発送。本店と同じ麺の味わいを楽しむことができます。

 具材はメンマと豚バラのチャーシュー、そして刻んだ岐阜県の伝統野菜「飛騨一本太ねぎ」を乗せて完成。コクと旨みを兼ね備えた色濃いスープが麺によく絡み、また柔らかくて甘い「飛騨一本ねぎ」が絶妙なアクセントとなるなど、完成度の高い一杯に仕上げられています。

ラー博で食べられるのは2月21日から3月13日まで

 首都圏では現在、本格的な「飛騨中華そば」を食べられるお店(本店が飛騨地方にあるお店)は皆無。つまり、今回の『やよいそば』再出店は本物の「飛騨中華そば」を食することができる絶好のチャンスといえます。2月21日から3月13日までの期間中はぜひ『ラー博』に足を運んで、至高の一杯を存分に味わってみては?

●DATA

あの銘店をもう一度 “銘店シリーズ” 第12弾 飛騨高山『やよいそば』

期間:2023年2月21日(火)~3月13日(月)
販売:新横浜ラーメン博物館 地下1階
営:平日 11:00~21:00、土日 10:30~21:00(共にL.O. 20:30)
https://www.raumen.co.jp/
※メニュー及び価格は公式サイト等にてご確認ください