熊本に行ったら絶対食べたい裏グルメ。知る人ぞ知る『行徳パン』の「えびカツサンド」がウマい理由

熊本に行ったら絶対食べたい裏グルメ。知る人ぞ知る『行徳パン』の「えびカツサンド」がウマい理由
『行徳パン』のエビカツサンド。400円 | 食楽web

●九州・熊本のグルメといえば、馬刺しや辛子蓮根、熊本ラーメンにいきなり団子…といったイメージが強いと思います。でも、ホントはそれだけじゃない! 実は熊本人だけが知っている美味しい“裏グルメ”が目白押し。というわけで今回は、出張や旅行で熊本を訪れたらぜひ味わいたい至極のご当地グルメを、現地在住のライターがご紹介します。

 熊本市の中心部からゆっくり歩いて約15分ほど。街並みに沿うように流れる川を渡ったすぐの場所に、学生からご高齢の方まで足繁く通い続ける小さな街のパン屋さんがあります。それが熊本人なら知らない人はいないであろう老舗ベーカリー『行徳パン』です。

小学校の給食のパンなども手がける老舗のパン屋
小学校の給食のパンなども手がける老舗のパン屋

 創業してからもうすでに90年以上。家族経営によるこのパン屋さんにはお惣菜パンを始め、食パンや菓子パンなど100種を超えるパンが日々入れ替わりにずらりと並び、そのほとんどが午後には売り切れてしまうほどの人気ぶり。しかも小学校の給食のパンなども手がけるなど、まさに地元の熊本人たちに愛されまくり、レペゼン必至の街のパン屋なのです。

店内には作りたてのパンがずらりと並び、たいてい午後までには売り切れる
店内には作りたてのパンがずらりと並び、たいてい午後までには売り切れる

 数あるパンの中でも、特にどうしても個人的にフィーチャーしたいのが「えびカツサンド」(400円)。長年の行徳パンのファンである筆者としては、ここで味わうべきはこれ一択だとすら思っています。もし行った時にこれが売り切れてたら、確実に泣きます。