刺身7~8種が山盛り! ゴージャスな「タカマル弁当」1100円

まずは店名の入った、店を代表するお弁当「タカマル弁当」。この日は、バチマグロの赤身をメインに、サーモン、イシダイ、ブリ、キンメ、真鯛、イワシの7種。もちろん仕入れ次第で毎日内容は変わります。
「看板メニューを弁当にしたものですね。うちの店はもともと仲買いをやっていて、豊洲で毎日買い付けているため、安くていいものを提供しているんですよ」と話すのは店長の雑賀さん。
つまり、目利きが選んだその日イチオシの魚の盛り合わせ弁当。他にも店では、「マグロ弁当」(1100円)やテイクアウト「いくら丼」(1580円)、うに、いくら、サーモン、ホタテなどが入ったテイクアウト「北海道丼」(1980円)なども。刺身なので、もちろん賞味期限はなる早です。
サーモンとブリの脂がねっとりたまらないっ!「花盛丼」1100円

続いて、どんぶりでイチオシなのが「花盛丼」。「この丼は、脂ののった魚が多いので、パワフルで濃厚。どんぶりなのでかっこみやすいのもいいところだね」と雑賀さん。
そして、改めて箸で持ってみると、切り身をずしっと感じる。おそらくですが、スーパーとかで売られている、一般的な切り身の1.2~1.5倍の厚さ。なので、ゴハンも進む! わさびもちょい多めでオッケー。切り身の一つ一つに贅沢な気分になれるので、かっこめるけれど、じ~っくり味わって贅沢気分を楽しみたいどんぶりです。
鮭の一辺約22cm。下にフライも隠れている「鮭ハラス焼き弁当」780円

そして、シャケ弁当史上、こんなに大きいシャケ、あったっけ? と思える怒涛のサイズ感なのが「鮭ハラス焼き弁当」。写真だとわかりにくいですが、例えていうなら直角三角形みたいな形で、一辺の最大が約22cm。手前の部分です。
「今日のハラスはそんなに大きくないよ~、日によってはもっと大きい時もあるから。30cmぐらいの時もあるね。鮭からどれだけ取れるかだからね~」。
ちなみに、店内で出しているハラスはもっと大きいとのこと。小ぶりサイズが弁当に回っているんだ~、と思いつつ、いや、弁当って考えたらかなりデカイって。

お弁当はオープンした2015年からずっとやっているそう。そして持ち帰り用、刺身の盛り合わせの注文も常時受け付け中。「スーパーと同じように注文していただければ。1人1000円ぐらいからの予算でおまかせにしていただければ、結構いい感じで作りますよ」とのこと。
他にも店の名物の「カニクリームコロッケ」(3個1100円)や「アジフライ」(1000円)、タコ・フグ・小エビの「唐揚げ3兄弟」(1380円)といったお惣菜も購入できます。
お弁当の中には、「しらす丼」(550円)や「おにぎり」(100円)など、リーズナブルな価格のものもあります。さらに、もし朝、新宿に来る用事があれば、朝定食の「焼きサバ定食」「焼きシャケ定食」(各500円)もおすすめ。8~11時まで食べることができます。
ランチタイムには行列もできることがある人気のお弁当。本当は店内でお酒と一緒に味わいたいところですが、自由に外出できるようになるまでは、お弁当で美味しい魚を味わうのはいかがでしょうか? 『鷹丸鮮魚店』のウリでもある、ボリューム感そして切り身の分厚さは、お弁当にも反映されていました!
(取材・文◎いしざわりかこ)
※価格は全て税別
※緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などで営業時間の変更、休みなどがある場合があります。