インスタント麺なのに本格的すぎる味に驚いた!

両方の袋を開けてみると、パリパリの硬そうな麺と特製のスープやタレがセットになっています。この麺が、冷麺特有のつるつるもちもち食感になるのでしょうか。
作り方はいたって簡単。鍋に水を800ml入れて沸騰させ、そこに麺を入れて弱火で3分間茹でます。その後、ザルに移し冷水で洗ってから水気をよく切れば準備完了。
「水冷麺」のほうは、麺が入っていたトレーの表示線まで冷水とスープを入れて測り、それと麺を丼に入れるだけ。

一方、「辛口ビビン麺」は、麺を同様に茹でて冷水にさらした後、同じく水気をよく切って、付属の特製ダレに絡めればOK。

さて、実食です。まずは水冷麺から食べてみると、麺はつるんとした口当たりで、噛むとモチモチ。ビヨーンとした伸び感もあり、コシを感じられます。即席麺なのに、生麺のようで、韓国冷麺の食感がしっかり再現されています。
そしてスープは、韓国特製の「トンチミスープ」(大根の塩漬けからしみ出たスープのこと)にリンゴ酢や梨ピューレを加えた酸味と甘みの爽やかな味。筆者は辛めが好きなので、キムチを大量に投下して、辛酸っぱくして食べてみました。なかなかいけます。

続いて「辛口ビビン麺」です。特製ダレを混ぜると、あっという間に真っ赤な麺になりました。タレの中身は、コチュジャンと梨ピューレ、生姜やニンニクなど。食べてみると、辛くて甘くて、酸っぱい! キムチを始めとするほかの具材の助けを借りずに、このタレだけでも十分パンチが効いていて美味しいです。

というわけで、「辛口ビビン麺」にひと目惚れならぬ“ひと口惚れ”。夏に向けて大量買いを決意。作り方は簡単だし、なにより即席麺なので半年くらい持ちます。何より、この本価格的な味わいで、1個138円とリーズナブルなのが最高ですよね。おうち焼肉の〆にも活用できそうです。