コッペパンの概念が変わる!ボリュームたっぷりの『2538kitchen DELIcoupe』 (北千住)のかわいすぎるコッペパンとは?

コッペパンの概念が変わる!ボリュームたっぷりの『2538kitchen DELIcoupe』 (北千住)のかわいすぎるコッペパンとは?
パーティーの主役になりそうな楽しいコッペパン | 食楽web

 ひと昔前までは、学校給食でよく出されていたコッペパン。バターやミルクなどの油分が少なくシンプルで食べやすいパンですが、クロワッサンやロールパンに比べると華やかさにかけるというか、筆者は給食でも残していた記憶がありました。

 そんな中、北千住で行列ができるコッペパンの専門店があると聞き、さっそくそのお店に直行。コッペパンで行列? という疑問を抱えながら向かったのは、北千住駅より徒歩約5分の『2538kitchen DELIcoupe』です。

木の温もりを感じるオシャレな店内。2階のイートインスペース
木の温もりを感じるオシャレな店内。2階のイートインスペース

 商店街を歩くと、外観の壁に「2538」と大きく書かれたオシャレなお店を発見。これには「にこみや」とルビがあります。中に入ると、商品がない! コッペパンがずらりと並ぶことを予想していましたが、店内にはでき上がったコッペパンがありません。どういうこと?

 オーナーの富井さんにお伺いすると「注文を受けてから仕上げしています。できたてを食べていただきたいんです。」とのこと。なるほど、カウンターには20種類を超えるコッペパンの写真が張り出されていて、ここから注文をします。

中の具材が飛び出すコッペパン
中の具材が飛び出すコッペパン

 メニューは、お惣菜系とスイーツ系のコッペパンが20種類、キッシュが3種類。写真付きのメニューで、どれも溢れんばかりの具材が入っています。コッペパンはひとつ180円から、いちばん高いものでも380円と手ごろな価格。中の具材は、マッシュポテトのキャロットトラぺやフォアグラのテリーヌ、濃厚ショコラなどまるでレストランで提供されるようなものばかり。それもそのはず、こちらは北千住でイタリアンやフレンチレストランを経営する『2538(ニコミヤ)』のコッペパンのデリなのです。

 オーナーの富井さんによると「フレンチ、イタリアンの技法を使い、お酒を飲まない世代に向けて、下町の親しみやすいコッペパンの店を開店しました」とのこと。本格レストランの美味しい料理を挟み込んだコッペパンに期待が高まります。

こんなに大きなローストポークがゴロリと入っている
こんなに大きなローストポークがゴロリと入っている

 カウンターの前にはパン屋さんとは思えないほどの大きなキッチンがあり、注文が入ると仕上げをしています。具材の全てはオリジナル、パンは全国からコッペパンを取り寄せて決めた九州のパン職人からの特注品で、全粒粉で卵を入れないシンプルなもの。パンの味がしっかりとしていて、シェフが作る料理にも負けず、しっかりとマッチしてくれます。さあ、それではビストロなコッペパンを紹介していきます!