カルディの「ぬって焼いたらカレーパン」は本当にぬればカレーパンになるのか試してみた

カルディの「ぬって焼いたらカレーパン」は本当にぬればカレーパンになるのか?
食楽web

 カルディに行くと、時々「何これ?」と、つい手にとってしまう珍妙な商品に出くわします。先日、ジャム類が並ぶコーナーで見つけたトースト用クリーム「ぬって焼いたらカレーパン」がまさにそれ。

 イチゴジャムやアンズジャム、マーマーレード、チョコレートクリームなど、甘い商品の棚の下にそれを見つけた時は、ちょっと口の中が変な感じになりました。パッケージには、いわゆる揚げたカレーパンのイラストが描かれています。

カルディオリジナルの「ぬって焼いたらカレーパン」306円(税込)
カルディオリジナルの「ぬって焼いたらカレーパン」306円(税込)

 トーストにぬって焼いただけでこんなカレーパンができるのでしょうか? そんなわけないですよね。パン生地をこねて丸めて、中にカレーを入れて、油で揚げて、初めてカレーパンを名乗ることができるはず。

 もちろん、パッケージには「※イラストはイメージです」と注意書きがありますが、人間だれしも、文字よりも見た目のインパクトのほうが心に刺さるものです。「こんなカレーパンには絶対にならない」といくら頭で理解しても、カボチャが馬車になる話と同じように、「こんなカレーパンができるのかも」とメルヘンな気持ちになるわけです。

 というわけで、つい買ってみることにしました。しかも2個。なぜ2個かというと、カルディのヒット商品はすぐ売り切れて買えなくなるから。つまり、相当、期待していたのです。