厚みもあってふっくらジューシー、サクふわ感がたまらない!

近所をぶらつきながら、待つこと約1時間30分。ようやく順番が回り店内へ。4人席が2つ、2人席が1つ、カウンター2席、計12人のキャパシティ、思ったよりずっとこぢんまりした店内でしたが、昭和な感じが落ち着きます。

目の前に定食が運ばれてきました。小付けはシラスおろし、エノキと三つ葉のお味噌汁も出汁が効いていい味出してます。揚げたてアツアツの「アジフライ」はこんがりしたきつね色で美しく、上品すぎない、ちょっと粗目のパン粉のザクザク感が食欲をそそります。

卓上ソースをかけて口に運ぶと、衣がサクッ、アジの身はふわっ。ちゃんとパン粉がついて揚がっているのに軽やかで、こんなに柔らかく食べやすいアジフライは初めて。アジ特有のにおいや苦みもなく、アジフライが苦手な人も、こちらのフライなら食べられるのではないでしょうか。

美味しい理由を考えてみると、漁港が目の前でアジの鮮度が良いことに加え、丁寧に下処理をされているのが伺えます。まずは何もつけずにアジそのものの味を堪能し、続いてレモンを絞り、塩、醤油、ソースと順々に濃い味でいただくのがおすすめです。
ちなみにタルタルソースでいただいた海老フライも太くてプリップリ、フライ全般間違いのない美味しさです。定食の場合、ご飯一膳無料でお代わりできるのもうれしいですね。
つけ合わせのキャベツは食べやすい大きさに刻まれていて、店の心遣いを感じつつ、あっという間に完食。リピ確定、大満足の「アジフライ」でした。
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『お食事処 大原』の「アジフライ」、いかがでしたでしょうか? 何度か通って近隣店舗の「アジフライ」を食べ比べてみるのも楽しそう。ぜひアクセス便利な人気グルメスポット、小田原漁港へ出かけてみてください。
(撮影・文◎池田実香)