いなばのタイカレー缶がインスタント飯に! 入手困難な「タイカレー&ごはん」と「ガパオ&ごはん」を食べてみた

「タイカレー&ごはん」の気になるジャスミンライスの仕上がりは?

 まずは「タイカレー&ごはん」から。パッケージを開けると、このように2つの缶が出てきました。開けてみると、ゴロッとした大きなチキン入りのタイカレーと、ジャスミンライスがお目見え。

 この時点ですでに東南アジア独特のエスニックな香りが漂い、久しぶりの海外の香りにワクワクします。

 気になるジャスミンライスをお皿に出してみましょう。

 ジャスミンライスとは最高級のタイ米で、華やかで甘い香りの風味があることから「香り米」とも呼ばれています。こちらのジャスミンライスからも、ほんのり甘い香り。しかしこの時点では、まるで途中で炊くのを止めたお米のように、固くてボロボロしています。

 また、缶詰にぎゅうぎゅうに詰まっているので、残念なことに出す時に少しタイ米が崩れてしまいました。

 少し不安を覚えつつ、タイカレーも同じ器に移して電子レンジで温めてみます。

 2分ほど温めたら完成。部屋いっぱいにタイカレーの良い香りが広がっています。ちなみに筆者は、多い時は1年間に4回タイにタイ料理を食べに行くほどのタイ料理好きなのですが、『いなば』の「タイカレー(グリーンカレー)」はお気に入り。

 低価格、しかも缶詰でここまで本格的なタイカレーを味わえるなんて本当にすごいと思います。ピリッとくる青唐辛子のすっきりした辛さや、ココナッツミルクのまろやかさ、タイらしいレモングラスなどのスパイスの風味は、まさに本場の味です。

 さて、気になるのは、ジャスミンライスですよね。

 先ほどまでボロボロとした感触だったのに、レンジで温めることでツヤっとみずみずしい見た目に。食べてみるとびっくり! ボロボロ感なんて一切ありません。

 固すぎず柔らかすぎず、パラパラとした食感、噛むほどに広がる上品な甘さは、文句なしにイメージ通りのジャスミンライスです。器に移す際にお米が崩れてしまったのも、実際に食べてみれば特に気になりませんでした。

 当然タイカレーとの相性は抜群。これまで白米と一緒に食べていましたが、ジャスミンライスと合わせることで、いつものタイカレーが何倍も美味しく感じました。