
鹿児島県は東シナ海に面した南さつま市。ここに創業40余年になる、焼豚の老舗『山野井』はあります。創業から職人の手を介したものづくりを哲学に掲げ、2代目となる山野井進治氏はドイツの精肉、ハム・ソーセージ加工の国家資格・フライッシャーマイスターの資格を取得、現在は焼豚に加え、ハムやソーセージといったこだわりの加工品も数多く手がけています。

そんな肉のプロフェッショナルでもある『山野井』が、「究極の焼豚とは何か」という原点に立ち返り、その味を極めた焼豚を開発しました。それが「悪魔ノ焼豚」。豚肉を吟味し、醤油ダレにこだわり、製法を考え抜いた『山野井』の最高傑作ともいえる焼豚です。

そのネーミングの由来は、『山野井』のこだわりの製法にあります。炭火を使った釜の中で表面が真っ黒になるまでじっくりと焼かれた焼豚。爆ぜる炭、立ちあがる炎。パチパチと音を立て、釜のなかで焼かれるその様はまるで地獄から現れる悪魔のよう。その一方で、焼きあがった焼豚を切り分けると、その断面は白く美しく、旨そうな脂が滴り落ちる。ひと口食べればその味は天使も微笑む美味しさ。
それこそが商品に「悪魔ノ焼豚」を冠した理由。『山野井』が炭火にこだわるからこその名前でもあるのです。