一皿500円台のアンコウを、鍋と唐揚げにしてみた!

まずは『角上魚類』の対面コーナーに陳列されていた一皿518円の青森県産のアンコウをゲット。これを鍋と唐揚げにしていただくことにしました。

アンコウの鍋は、まず昆布出汁を取り、火にかける前に昆布を取り出し加熱し水を沸騰させます。さらに湯引いたアンコウの骨が多くついているところから入れていき、固めの野菜から徐々に入れていき、最後にアンコウの身の多い部分と春菊を入れて完成! 昆布の出汁とアンコウの優しい出汁がまず美味しく、ポン酢につければどんどん野菜を食べることができます。もちろん、アンコウの身もプリップリで品の良い味。肝と合わせていただき、体がすっかりポカポカに。

そして、鍋で使わなかった身を唐揚げに。下味に生姜、醤油、酒をつけ片栗粉にまぶして170度の温度でカラッと揚げます。身が硬くなりすぎない程度で油から上げていただけば、これもまた絶品! ポン酢、醤油、ソースなんでも合うものでご飯のおかずはもちろん、お酒のおともにもピッタリの一品になりました。
スーパーや他の魚屋さんでは、比較的高めのアンコウですが、『角上魚類』ならたった数百円。こんなに贅沢に味わうことができるのは本当に嬉しいものです。
一皿500円のスケソウダラを、鍋、煮付け、しぐれ煮にしてみた!

続いて、スケソウダラにいってみます。この日のスケソウダラは北海道産。まずは前述のアンコウ鍋同様の作り方で、定番の鍋にしましたが、アンコウとはまた違うコク深い味に仕上がり、ポン酢と合わせてやはり野菜を多くいただくことができました。

もちろん、スケソウダラの身も美味しく、プリッとした食感で、どことなく甘みもあります。この辺は新潟モノがゆえの良質のスケソウダラだからかもしれません。

鍋で使わなかった身を、醤油・みりん・生姜・酒の味付けで大根と一緒に煮付けにしました。鍋よりもスケソウダラのコクが引き上がった印象で、これもまた美味。ご飯がどんどん進む一品になりました。

また、筆者が購入したスケソウダラにはすけ子(たらこ)もついていたため、これは別途身を取り出し、細かく刻んだしらたきと一緒にごま油で炒め、醤油・みりん・酒の味付けでしぐれ煮にしました。これは『角上魚類』の店頭で勧められた食べ方で、ちょっとしたおつまみ、ご飯のおかずにピッタリで、ついつい箸が進んでしまうようなクセのある味に仕上がりました。
たった一皿500円のスケソウダラで、この3品を作ることができました。これもまた『角上魚類』のコストパフォーマンスと地魚のクオリティのおかげですね。