水割りやロックが当たり前だった芋焼酎だが、今、その代表的ブランド、『黒霧島』がソーダで割る美味しさを提唱しており、注目を集めている。芋の香りとコクをしっかり感じながらも後味はよりスッキリした印象で、食中酒としての実力はさらにアップ。“黒ッキリボール”にはプロの料理人が唸るほどの魅力がある。
「黒霧島」は芋焼酎なら、まず名の挙がるブランド。原料に九州産「黄金千貫(こがねせんがん)」、仕込み水に霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を用いて醸される。コクがあるのにキレもある味わいは黒麹を採用したから。米麹も国産米で造り、全工程を宮崎県都城市の自社工場で行うなど、品質を追求する姿勢は徹底されている。
「芋のコクは感じますが、スッキリした後味で飲み飽きない」と魅力を語るのは代々木上原『オトナノイザカヤ中戸川』の中戸川弾さん。同店はイタリアンを軸に据え、鶏の唐揚げなど、日本人に馴染み深い家庭料理も柔軟に取り入れた料理が人気の、まさに“大人の居酒屋”。飲んで食べて楽しい時間を提供するシェフが、この日初めて試したのが“黒ッキリボール”で、飲んだ瞬間、笑顔になった。
手順は簡単。誰もがハマる美味しさ!基本の黒ッキリボール
1.氷をグラスに山盛りに
2.焼酎とソーダの割合は1:2(※25度の場合)
3.混ぜるのはそ~っと1回
「美味しい。まずマイルドで優しいあまみが来て、次に骨太な芋の骨格を感じ、最後はスパッとソーダがキレをもたらす。ロックよりさらにさっぱりした印象」“黒ッキリボール”の美味しさはシェフの創造力を大いに刺激したよう。
今回は、「豚の脂や揚物のコクが合う」と “フワフワはんぺんのフリット”を中川さんが考案してくれた。黒ッキリボールとの相性は抜群。食中酒として無限大の可能性を実感するスペシャルレシピだ。