インドア派も必見! キャンプの定番調理道具「メスティン」を自宅キッチンでフル活用してみた

インドア派も必見! キャンプの定番調理道具「メスティン」を自宅キッチンでフル活用してみた
食楽web

「メスティン」といえば、キャンプ好きの間では言わずと知れたアウトドアギア。とはいえ、キャンプとは無縁な人からすれば「何それ?」と思うはず。筆者もキャンプはしたことがあるものの、基本的にはインドア派なので、その存在を知ったのはつい最近のこと。

 メスティンは、スウェーデンのトランギア社が生み出した携帯食器であり、調理道具にもなるアイテムです。今回はこのメスティンを自宅で使ってみたので、その魅力をご紹介したいと思います。

シンプルなデザインと機能性を兼ね備えた調理ギア

左が容量1350mlの「ラージメスティン TR-209」(2500円・税抜)で、サイズは20.7×13.5×7cm、重さは270g。右が容量750 mlの「メスティン TR-210」(1600円)で、サイズは17×9.5×6.2cm、重さは150g
左が容量1350mlの「ラージメスティン TR-209」(2500円・税抜)で、サイズは20.7×13.5×7cm、重さは270g。右が容量750 mlの「メスティン TR-210」(1600円)で、サイズは17×9.5×6.2cm、重さは150g

 メスティンにはサイズが2種類あり、いずれも熱伝導率の高いアルミでできています。熱が全体に回りやすく、アルコールバーナーでもごはんが炊けます。通常サイズの炊飯容量は約1.8合まで、ラージサイズの炊飯目安は約3.5合までとなっており、1人分なら通常サイズ、2~3人分ならラージサイズを使うのがいいでしょう。

 取っ手は折りたたみ式になっているので、持ち運びやすいのも魅力のひとつ。アウトドアではメスティンを食器にしたり、小物入れにしたりといった使い方もできます。

フタの閉まりはいいがパッキンは付属しておらず、完全に密閉されるわけではない
フタの閉まりはいいがパッキンは付属しておらず、完全に密閉されるわけではない

 メスティンを使ううえで唯一面倒なことといえば、フタと本体の縁をやすりでなめらかにしないと使いづらい点と、シーズニングが必要な点。これさえ済ませれば長く使えるので、これらの手入れは最初に忘れずにしておきましょう。