インドア派も必見! キャンプの定番調理道具「メスティン」を自宅キッチンでフル活用してみた

メスティンで「レモンローズマリーチキン」に挑戦!

鶏もも肉1枚、レモン1/2個、刻みにんにく大さじ1、塩適量、ブラックペッパー適量、オリーブオイル大さじ1、料理酒大さじ1、ローズマリー2枝
鶏もも肉1枚、レモン1/2個、刻みにんにく大さじ1、塩適量、ブラックペッパー適量、オリーブオイル大さじ1、料理酒大さじ1、ローズマリー2枝

 今回は初めてのメスティンだったので、メスティンを使った2冊のレシピ本を購入してみました。メスティン愛好会の「メスティンレシピ」と「メスティン自動レシピ」(山と渓谷社)です。後者は固形燃料を点火するだけで作れるレシピを紹介しており、今回は家庭用ガスコンロを使うので前者のレシピがとくに参考になりました。なお、ここで紹介するレシピは筆者がさらに簡素化したものなので、気になる人は本を購入してください!

 というわけで最初に作ったのは「レモンローズマリーチキン」です。用意したのは鶏もも肉1枚、レモン1/2個、刻みにんにく大さじ1、塩適量、ブラックペッパー適量、オリーブオイル大さじ1、料理酒大さじ1、ローズマリー2枝。さらにれんこんなどの根菜を加えたり、料理酒は白ワインに変えたりしてもいいと思います。

 鶏もも肉はひと口大、レモンを薄切りにしたら、密封袋にレモン以外の材料をすべて入れ、よく揉み込みます。下準備はたったこれだけ!

ボウルなどの道具がなくても作れるのがキャンプ料理のいいところ。家で作る際も洗い物が少なく済むのでうれしい
ボウルなどの道具がなくても作れるのがキャンプ料理のいいところ。家で作る際も洗い物が少なく済むのでうれしい

 あとは、メスティンに密封袋の中身とレモンを入れ、フタをして強火で3分、弱火で5分加熱していきます。ガスコンロの場合、加熱しすぎないように注意してください。

通常サイズのメスティンを使用。ちなみにメスティンはIHでは使えないので注意
通常サイズのメスティンを使用。ちなみにメスティンはIHでは使えないので注意

 完成したのがこちら。弱火でじっくり加熱したのでうまく蒸し焼きされており、鶏肉がすごくジューシーに。短時間でこんなにしっとり仕上がるとは、メスティン恐るべし!

フタをしてからは火加減の調整以外は何もしていないので、想像以上に簡単に作れた
フタをしてからは火加減の調整以外は何もしていないので、想像以上に簡単に作れた

 にんにくたっぷりですがレモンが加わることで後味がさっぱりしていますし、これはワインのおつまみにもなりそうです。