マイルドでコクがある飲みやすい「ホットビール」

ホットビールとは、グラスからほんのりと温かみを感じる程度に温めたビールのこと。日本では冷やして飲むのが定番ですが、ビール大国のドイツやベルギーなどでは古くから親しまれている飲み方です。
ホットビールに適しているのは、黒ビールやフルーツビール、エールなど、濃くて強めの風味があるもの。日本のビールに多いピルスナー系はあまりホットビールには向きません。クラフトビール系がおすすめです。
材料
・黒ビール
・お好みでシナモンやはちみつ、柑橘類など
作り方
1.耐熱グラスに入れて電子レンジで1分ほど加熱(500W)する。
2.お好みでシナモンやはちみつ、オレンジなどを入れて完成!
そのまま温めて飲んでも美味しいですが、シナモンやはちみつ、オレンジ、ゆず、キンカンなどの柑橘系のフルーツの皮や果汁をちょい足ししてみてください。ほどよい甘さと酸味が加わって、より飲みやすくなります。
フルーティーな味わいと香辛料の香りに癒される「ホットワイン」

日本でもクリスマスマーケットなどで売られることが多くなってきたホットワイン。ワインを温めることで、ワイン特有の芳醇な香りがさらに引き立ち、いつもとはひと味違うワインの美味しさを感じることができます。
作り方はワインに香辛料やフルーツを合わせて温めるだけ。飲みきれなかったワインや、あまり値の張らないデイリーワインを使うのが吉です。
材料
・赤ワイン
・はちみつ……適量
・シナモン……適量
・リンゴやオレンジなどの果物……適量
作り方
1.鍋に赤ワインとその他材料を一度に入れる。
2.沸騰しない程度まで温め、10~20分程おいて味をなじませて完成!
使用するスパイスによって味が変化するのもホットワインの魅力の一つ。定番は、シナモン、クローブ、スターアニスなどですが、様々なスパイスを組み合わせたオリジナルの一杯を作っても楽しいですよ。また、赤に限らず、白で作っても美味しいです。赤ワインと比べてさっぱりした味わいなので、スッキリ飲みたい人にオススメです。
芳醇な香りが引き立つ大人の味わいが特徴の「ホットウイスキー」

ウイスキーを、焼酎のようにお湯割りにすれば、ホットウイスキーです。もともと豊かな香りが特徴のウイスキーですが、お湯で温めることでその香りがさらに引き立ち、芳醇な風味を余すところなく味わうことができます。
材料
・ウイスキー
・熱湯
・レモン……1切れ
・お好みでハーブやスパイスなど
作り方
1.ウイスキーと熱湯を1:2~1:3の割合で混ぜ合わせる。
2.レモンやお好きなスパイス、ハーブ類をトッピングして完成!
また、応用としてウイスキーをコーヒーと割れば「アイリッシュコーヒー」に、ホットミルクと割れば「ホットウイスキーカウ」、紅茶と割れば「ホットウイスキーティー」に変身。ウイスキーが1本あれば、多種多様な楽しみ方ができます。
基本的にはどんなウイスキーでもOKですが、初めてならバニラやキャラメルのような甘い香りが特徴的なバーボンウイスキーがおすすめです。
スイーツのような甘さにホッコリ癒される「ホットカルーアミルク」

あまりお酒が得意じゃないという人にオススメなのが、ホットカルーアミルク。甘くて美味しい定番リキュール、カルーアミルクをホットミルクで割った大人のカフェオレです。シナモンやココアパウダーなどを適量加えると、濃厚な甘さがさらに引き立ちます。
材料
・カルーアリキュール
・牛乳
作り方
1.牛乳を電子レンジで約1分(500W)温める。
2.カルーアリキュールと牛乳を1:4もしくは1:3の割合で混ぜて完成!
最近では日本人向けに開発された抹茶フレーバーのカルーア抹茶も販売されており、ホット抹茶カルーアミルクにしても美味しいですよ。
爽やかな梅の香りに気持ちも体もリフレッシュ
ホット梅酒

冬のこの時期は、梅酒のお湯割も美味しいもの。美味しいホット梅酒を作るポイントは、(1)梅酒とお湯の比率を5:5または、6:4にする、(2)お湯の温度を70度前後にする、(3)お湯>梅酒の順番でグラスに入れる、の3つ。
材料
・梅酒(市販のものでOK)
・熱湯
・お好きなハーブ(カモミール、ジャスミン、ローズマリーなど)
作り方
1.熱湯を沸かす。
2.梅酒と熱湯を5:5もしくは6:4の割合で混ぜて完成!
さらに、お湯の代わりにハーブティーを使えばリラックス効果も高まるので、寝る前の一杯としても最適ですよ。