
●石川県加賀市の片山津温泉地区で、飲食店・小売店の誘致コンペが開催されます。柴山潟湖畔の観光と地域活性化が融合する温泉地で、ビジネスチャンスを掴んでみませんか?
「いつか自分のお店を持ちたい」と考えている人に朗報!
石川県加賀市・片山津温泉では、地域の魅力や思いに共感し、温泉街を盛り上げる店舗の出店者を募る「片山津温泉商店街新規出店コンペティション」を開催します。能登半島地震による影響を乗り越え、さらなる活気あふれる温泉街へ盛り上げてくれる出店者を募集。プランには、出店費用の一部が助成されるなど、夢の実現を後押しする支援を用意しています。
北陸「加賀温泉郷」のひとつとして有名な名湯・片山津温泉。その温泉文化と、霊峰白山を望む柴山潟の四季折々の自然が調和するエリアで、地域の元気に貢献しながら理想のお店を開いてみませんか?
そこで、今回のコンペの舞台となる片山津温泉エリアの魅力と、コンペの募集要項をご紹介しましょう。
片山津温泉のシンボル「柴山潟」ではカヤックやサップ体験、夏は花火大会も!

石川県加賀市に位置する片山津。名湯として全国的に名をはせる温泉はもちろん、ウォーターアクティビティや文化体験、霊峰白山の美しさも楽しめる大人にぴったりな観光スポットです。

柴山潟では、手軽に体験できるカヤックやサップが人気。インストラクターの指導のもと、初心者でも安心して“湖上さんぽ”が楽しめます。水面にゆらゆらと浮かびながら眺める白山は格別。自然に囲まれながらとっておきのリラックス時間が満喫できます。

夏には湖上の台船から花火が打ち上げられる「納涼花火祭り」が毎夜開催され、大輪の花火が夜空を彩ります。また、祭礼行事や輪踊りなどが催される夏祭りも見逃せないイベント。柴山潟での「燈籠流し」や、力強い「源平勝負神輿」など、地域の伝統行事は見ごたえたっぷりです。

水上だけでなく、柴山潟を一周できるサイクリングロードもスタンバイ。春には桜、秋から冬にかけてはコハクチョウが見られることも。雄大な景色を眺めながら、ゆるりと湖畔の散策もおすすめです。
保湿効果抜群の名湯。歴史的建造物では文化体験も

片山津温泉街の中心にある芸妓検番「花館」は、街のランドマーク的な存在。大正9年に芸妓の練習の場として建てられ、風情ある佇まいが魅力です。こちらでは、源泉と柴山潟の湖底土を使った「晶子染め体験」で、旅の思い出づくりができます。
絶景を望む宿泊施設もたくさん!

片山津温泉には、老舗の宿からリゾートホテルまで、温泉がたっぷり堪能できるさまざまな宿泊施設が並びます。温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、湯冷めしにくい高い保湿効果が特徴。神経痛や慢性皮膚病のほか、疲労回復や冷え性にも効果が。
2012年にモダン建築としてリニューアルし、湯船から白山連峰が望める共同浴場「片山津温泉総湯」は、地元の人から観光客まで、広く愛される人気スポットです。

四季折々の自然と情緒にあふれる片山津温泉。能登半島地震による大きな影響を乗り越え、かつて以上に魅力と活気ある温泉街へ生まれ変わろうとしています。
今回のコンペでは、観光客が街歩きを楽しめて、地域全体が賑わう、新たな飲食店やショップの出店を広く募集します。みなさんの事業経験を活かして、温泉地に新たな風を吹き込んでみてはいかがでしょうか。
●募集要項
片山津温泉商店街新規出店コンペティション
応募概要:温泉街の賑わいをもたらす新しい店舗の出店を募集する以下のコンペティションを行います。地域の特性・魅力・思いに共感し、長期的な運営が可能な店舗の出店に対して最大500万円の出店費用を助成します。
対象地域:片山津温泉3区通り
応募対象者:
・加賀市内の者については、市税等に滞納がない者であること。
・加賀市外の者については、採択後の補助金交付申請時までに加賀市に移住する者であること。
・新たに建設、または空き店舗等を活用して、商業店舗を新規開店する者であること。
対象店舗:次のいずれかの業種を営む店舗であること。
イ. 小売業
ロ. 飲食業
ハ. 娯楽業であって不特定多数の顧客が店内に滞留する事業
助成金:店舗出店に係る費用の内500万円を上限に助成(最大3店舗分)
※補助金は、開業後の実績報告に基づき支払います。
応募受付期間:令和7年4月28日(月曜日)~6月15日(日曜日)必着
応募概要URL:https://www.city.kaga.ishikawa.jp/sangyo_iju/sangyo_shinko/hojo_seido/13593.html
石川県加賀市ホームページ:https://www.city.kaga.ishikawa.jp/