大根おろしの概念が変わる「鬼おろし」

料理の名脇役として欠かせない「大根おろし」も、道具にこだわれば、格段に料理の仕上がりを上げてくれます。「鬼おろし」は、竹製のゴツゴツした刃で大根を粗めにおろすことで、余分な辛みが抑えられ、大根本来の甘み、シャキっとキレの食感を楽しむことができます。
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もう辛い大根おろしとはおさらば。鍋料理や焼き魚、出汁巻きたまご、様々な料理で活躍してくれますよ。「大根おろしは面倒」と思っていた人にもぜひ試してほしい一品です。
軟骨入り鶏だんごのみぞれ鍋」のレシピ

材料(2人分)
大根……2/3本
水菜……1束
だし(白だしを水で薄めたもの)……約600cc
切り餅……2個
(鶏だんご)
鶏ひき肉……300g
やげん軟骨……約10個
しょうが(みじん切り)……大さじ1
塩……小さじ1/2
三温糖……大さじ1
しょうゆ ……小さじ2
作り方
1.大根は、皮をむき、鬼おろしですりおろす。水菜は半分の長さに切る。
2.やげん軟骨は、粗みじんに切る。(*)
3.【2】を鶏ひき肉とともにボウルに入れ、しょうがのみじん切り・塩・三温糖・しょうゆを加えてよく練る。
4.鍋にだしと【1】の大根おろしを入れて、火にかける。
5.だしが沸いたら、【3】をスプーンで丸めてだんご状にし、鍋に投入。水菜を加えてできあがり。
6.最後の〆は餅を焼き、だしをかけてどうぞ。
(*)やげん軟骨の粗みじん切りはフードプロセッサーがあるとかんたん。包丁の場合は、軟骨についた肉をとり、ぬめりを取るため軽く水洗いしてから行うと切りやすくなる。