【東京喫茶】本当は秘密にしておきたかった…喫茶マニアが通う「東京の穴場カフェ」8選

江戸切子でコーヒーが飲める『すみだ珈琲本店』

ホットコーヒー「すみだブレンド」550円
ホットコーヒー「すみだブレンド」550円

 下町情緒を残す錦糸町にある『すみだ珈琲本店』。紹介してくれたのは、ライター・乃々さん。お気に入りのポイントは、「コーヒーが江戸切子で出てくるところ」とのこと。食器や雑貨が好きで、グラスにこだわりのあるカフェは特にお気に入りなのだとか。

 ホットコーヒーは、浅、やや深、深煎りから選べます。この切子のグラスにうっとり。光でキラキラと輝く美しい切子、コーヒーの琥珀色ともマッチしていますよね。模様は市松(いちまつ)、剣矢来(けんやらい)などさまざまで、毎回どんなカップで提供されるのかワクワクしながら待つ時間が幸せなのだそうです。

●SHOP INFO

店名:すみだ珈琲本店

住:東京都墨田区太平4-7-11
東京メトロ錦糸町駅7番出口より徒歩8分くらい
http://sumidacoffee.jp/

『喫茶半月』の「季節のシュー」

「季節のシュー」※ラインアップは季節ごとに変わります。
「季節のシュー」※ラインアップは季節ごとに変わります。

 このカフェを教えてくれたのは、スパイスマニアの蘭ハチコさん。「空間がとにかく素敵。そしてナイフとフォークで食べる季節のシューが秀逸です」

 クラシックモダンな空間に、等間隔に並べられた食器やコーヒー瓶、ランプなどのこだわりのインテリアの数々。オーナーさんの作り出す世界観のファンなのだそう。

 来店時の季節のシューは、「苺とほうじ茶のシュー」(掲載時のもの)。まずヴィジュアルが素晴らしい。どこから食べようか迷ってしまうほど高さのあるクリームは、フォークですくってよし、シューにつけてもよし。上品なほうじ茶クリームと苺の酸味がお見事な一品でした。

●SHOP INFO

店名:喫茶 半月

住:東京都台東区蔵前4-14-11,103
都営大江戸線・浅草線 蔵前駅 徒歩3分くらい
営:12:00-19:00
https://www.instagram.com/hangetsu_kuramae/

カフェ&バー『cafe,Dining&Bar 104.5』でランチ

ラザニアランチ
ラザニアランチ

 ジャズクラブ『ブルーノート』が運営するカフェ&バー『cafe,Dining&Bar 104.5』は、ライター・香川かおりさんのお気に入り。「御茶ノ水駅周辺で土日ランチがやっているところはあるかなと探して、おしゃれだしご飯もおいしそう」と下調べなしで飛び込んだところ、今ではすっかりお気に入りのカフェの一つに。

 人気ナンバーワンの「ラザニアランチ」。ブルーノートも実は食事がおいしいので、『cafe,Dining&Bar 104.5』の料理はどれも本格的で最高です。店内にはドラムセットやスタンドマイクも設置されていて、生演奏を聴きながらお酒や食事を楽しむこともできるとか。

●SHOP INFO
店名:cafe,Dining&Bar 104.5
住:東京都千代田区神田淡路町2-101 ワテラスタワー 2F
TEL03-3251-1045
営:11:30〜22:00
https://dining1045.jp/

『Single O Hamacho』

「White(ラテ)」550円、「キャロットケーキ」600円
「White(ラテ)」550円、「キャロットケーキ」600円

 水天宮駅から徒歩6分、オーストラリアのサニーヒルズに本社を置く『Single O Hamacho』で、「ちょっとした海外旅行気分が味わえる」と話すのが、インテリアやサステナブルに詳しいライター・藤間紗花さん。日本の旗艦店として2021年にオープンしたそうです。

 店内は廃プラスチックを使ったテーブルやリサイクル衣類を使ったカウンターなどサステナブルでモダンなコンセプト。こだわりのホットコーヒーは、6種類の豆から選んでセルフサービスで注げる「Freepour Coffee On Tap」が日本初導入されています。

 ラテは深みとコクのある余韻を楽しめ、特製のキャロットケーキはスパイスがたっぷりで相性ばっちり。開放感のある店内で、モーニングを過ごすのが特にお気に入りだそうです。

●SHOP INFO

店名:『Single O Hamacho』

住:東京都中央区日本橋浜町3-16-7 スプラウト日本橋浜町 1F
水天宮駅から徒歩6分
営:7:30〜19:00(金・土は8:00から営業)
https://singleo.jp/pages/shop