鉄のフライパンだからこそ実現する「高温」がおいしい目玉焼きのカギ

普段、何気なく作る目玉焼きですが、好みの焼き上がりにならないこともしばしば。これにはフライパンの温度が深く関わっているのだそう。卵がおいしく焼ける温度は160~180度と言われ、高温を維持することでメイラード反応(焦げ)が起き、いい香りと焼き上がりが生まれるのだとか。
一般に広く使われているフッ素樹脂加工のフライパンは、こびりつきにくい反面、高温を続けると素材のアルミの変形や、フッ素樹脂加工の劣化に繋がることも。また、冷たい食材を入れるとフライパン表面の温度が下がって、再び高温になるまで時間がかかります。
しかし鉄のフライパンは高温が得意。保温性にも優れ、食材を入れても表面温度は下がらず、高い温度をキープ。また、熱伝導が良く食材に早く火が通るので、高温がカギの卵料理に最適なのです。
底面、深さ、サイズまで追求した目玉焼きに最適な形状

高温の状態から、さらに作りやすくおいしく焼き上げるためにこだわっているのが、フライパンの形状。「目玉焼きがおいしく焼けるフライパン」は、卵がムラなく焼き上がるよう、平らな面をぎりぎりまで広げています。卵を3つ同時に焼いても熱が均一に伝わり、ベーコンエッグのベーコンにも全体にしっかり焼き色が付き、完璧な仕上がりに。

![片手調理に適した絶妙なサイズ感 [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/03/20240401-tetuhuraipan05.jpg)
また、フライ返しが差し込みやすいよう、縁は低めに設定。どんな焼き具合の目玉焼きも、形を崩すことなく手早くお皿に移し替えることができます。
直径は20cmで持ちやすく扱いやすいサイズ感。これなら目玉焼きの登場シーンが多く慌ただしい朝にも気軽にさっと取り出せますね。もちろん、フラットな底面を生かして、餃子やホットケーキなど他の調理にも活躍します。
鉄フライパンは育てながら使える一生もの

鉄のフライパンは調理の際に吸収の良い鉄イオン(二価鉄)が食材に付着するため、鉄分の補給にも繋がるという特長も。そして、使うたびに油が馴染み、食材がこびりつきにくくなっていくので、きちんと扱えば一生もののキッチンアイテムになります。ワンランク上のおいしい目玉焼きを作りながら、自分のフライパンを育てる楽しみも味わってみませんか?