【壱岐島グルメ旅】歴史好きなら一度は訪れたい! 博多から60分で行ける楽園「壱岐島」のグルメな一泊旅の巡り方

宿泊は日本初の木造4階建て『モクヨンビル』へ

『モクヨンビル』外観
『モクヨンビル』外観

 壱岐市は温泉も有名で、世界的なガイドブックに掲載されるような有名な旅館もあります。しかしながら今回選んだのは『モクヨンビル』。日本初の大規模な4階だての木造建築です。吹き抜けの天井はぜひ1階ロビーから見上げてみましょう。建築的な美しさに圧倒されることでしょう。

建築好きにも奨めたいお宿
建築好きにも奨めたいお宿

 1階はカフェ、2階が宿泊スペースになっています。階段も廊下もベッドも何もかも木でできていて、旅の疲れを吸い取ってくれるよう。天井も高く、開放感があります。

1名5000円※ツインルーム(向かえ側にもう一台ベッドがあります)
1名5000円※ツインルーム(向かえ側にもう一台ベッドがあります)

 部屋はツインルームの他、二段ベッドのある部屋もあります。この日はあいにくの雨模様でしたが、ぽつぽつと聞こえる雨音もまたご褒美で五感が癒されます。『モクヨンビル』の向かいには天然の温泉もあり、Wi-Fi環境もばっちり! 長期滞在者にもおすすめです。

●SHOP INFO

店名:睦モクヨンビル

住:長崎県壱岐市郷ノ浦町片原触407-1
営:24時間営業※1階カフェは10:00~18:00
TEL:0920-47-1819
休:無休※1階カフェは水曜、木曜

モーニング:早起きしたら『かもめの朝ごはん』で朝定食

『かもめの朝ごはん』 [食楽web]
『かもめの朝ごはん』 [食楽web]

 朝は早起きをして、朝ごはんを食べに出かけましょう。現在、朝食は土日祝日のみ開催しています。「アジフライ定食」や「刺身定食」の他、「朝食バイキング」も実施しています。

「刺身定食」900円
「刺身定食」900円

「刺身定食」は朝どれの刺身3種類に干物、玉子焼きなどボリューム満点! 刺身は旨味が濃厚で、冬は寒ブリやカマス、イサキ、夏はケンサキイカを味わえるそう。焼き立ての干物も絶品で、皮まで美味しくいただけます。11時からの「ランチバイキング」も1350円で、お得にお腹いっぱいになれます。

●SHOP INFO

店名:かもめの朝ごはん

住:長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦405-6
営:平日11:00~14:00、土日7:00~9:00、11:00~14:00
休:水曜

お土産:『下條くだもの店』で果肉たっぷりのジャムを大人買い

 せっかく早起きしたなら、勝本朝市にも足を延ばしましょう。『下條くだもの店』の手作りジャムは一度食べたら忘れられないと県外のファンも大勢います。著者も友人たちに配ったところで、「お行儀が悪いけど、スプーンで瓶ごと食べた」という人もいたくらい大好評でした。

年間40種類ものジャムを製造
年間40種類ものジャムを製造

 店で販売している果物を砂糖とレモンのみと、昔ながらの製法で作っているので果肉率が高いのです。現オーナーのおばあさまのレシピを守って作っているそうで、「りんご」や「壱岐産いちご」、「壱岐産甘夏マーマレード」など旬の果物を使った10種類のジャムが並び、端から端まですべて買い占めたくなるほどおすすめです。

●SHOP INFO

店名:下條くだもの店

住:長崎県壱岐市勝本町勝本浦192
営:7:00~20:00
休:無休

レトロかわいい紙袋でお土産にピッタリ
レトロかわいい紙袋でお土産にピッタリ

 島の旅は時間の“ゆとり”がポイント! まだまだ紹介しきれていないスポットがたくさんありますので、ぜひ2泊、3泊と壱岐市にゆっくり滞在してみてはいかがでしょうか。

●DATA

壱岐観光ナビ

https://www.ikikankou.com/

(撮影・文◎亀井亜衣子)