
●サウナ好きの二人が休日を使いアウトドアサウナへ。最高の“ととのい体験”を求めてたどり着いたサウナ後に最適なクラフトビールとは?
※ビールを含むアルコール摂取後のサウナは危険ですので絶対におやめください。専門家の監修の元、撮影をしています。
依然として高い人気を誇るサウナ。今やブームを通り越して、すっかりスタンダードなリラクゼーション手段の一つとなりつつありますよね。“ととのう”ことにともなうリラックス効果はもちろんですが、他にもデトックスや血流改善なども望めるということで、実際にサウナを楽しんでいる読者も多いのではないでしょうか。サウナ後の楽しみといえば、ドリンクと料理のいわゆる“サ飯(サウナ飯)”。とりわけサウナ後の乾いた体で味わうビールは、まさに至高の飲み物といっても過言ではありません。
今回は、そんなサウナの締めを飾るにふさわしいビールとして、英国No.1クラフトビールブルワリー『BREWDOG(ブリュードッグ)』から発売されている「ウイングマン セッション IPA」をチョイス。軽快なテイストに仕上げられたこのビールが、“ととのい後”の一杯としていかに相性抜群なのか? 日頃から、暇を見つけては一緒にサウナ巡りを楽しんでいる『食楽webサウナ部』の編集・かね太と同僚・Kシマの2人が、アウトドアサウナのお供として「ウイングマン セッション IPA」を体験してきましたのでご覧あれ!
軽快なクラフトビール「ウイングマン セッション IPA」はアウトドアやリラックスタイムにぴったり!

サウナ同様、衰え知らずの人気を博しているクラフトビール。スーパーやコンビニでもさまざまなクラフトビールが並んでいるのを目にします。どれも個性的なパッケージデザインが特徴ですが、中でもひと際目を引くのが「ウイングマン セッション IPA」です。製造元である『BREWDOG』は、スコットランド・エロンに醸造所を構え、2007年に創業した気鋭のブルワリー。ビール業界では、世界初となるカーボンネガティブを達成した醸造所としても知られ、英国におけるクラフトビールの第一人者といえる存在です。
その『BREWDOG』が新たにリリースした「ウイングマン セッション IPA」は、軽快なテイストと6種類のホップが作り出すトロピカルフルーツや松、柑橘といった複雑なアロマが特徴。爽やかで軽快な飲み心地の後にジワジワとくる苦味が何とも言えない心地よい余韻を演出してくれます。
と、この説明を聞いただけで、サウナ後のビールとしての期待値はMAX状態です!
さあ、“ととのい体験”を始めよう!

今回訪れたのが、アウトドアサウナが併設された『ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)』(埼玉県ときがわ町)。こちらではテントやキャビンでグランピングが楽しめたり、セルフロウリュウサウナが満喫できたりする、まさに格好の施設です。

クルマで到着するやいなや荷を下ろし、サウナ着に着替えた2人はさっそく手慣れた様子で薪割りをスタート。セルフサウナだけに、燃料の準備はもちろん、火も自分でおこさねばなりません。

準備を含めて待つこと約1時間。室内の温度が75℃になったところで、ようやく待望のサウナへIN! 身体中から汗が吹き出すのを我慢しながら、程よいタイミングで外へ出て水に打たれます。この工程を繰り返すこと3セット。

サウナ後はお互いチェアにもたれかかりリラックスタイム。小鳥のさえずりや川のせせらぎが聞こえる中、普段なら肌寒いはずの自然の風が何とも心地よく感じます。そして、ととのったー!
“ととのい後”のお楽しみ! サ飯&クラフトビール

すっかり“ととのった”2人は、サウナ後のお楽しみであるサ飯の準備に取りかかります。今日のサ飯は『COMORIVER』にお願いしておいたBBQ。あらかじめ食材を調達する手間なく、手ぶらで楽しめるのはグランピング施設の利点です。

施設が用意してくれたBBQの食材は、2パウンド近くあろうかという豪快な豚ロースのステーキ肉とあらかじめタレ漬けされた牛肉、さらにソーセージに色とりどりの野菜やきのこ類など。これらを炭火で焼いていただきます。加えてアヒージョ用の食材もあり、スキレットで調理することも可能。まさに至れり尽くせりで、ひたすら味わうことに集中できそうです。
【食楽webセレクト・ペアリング1】ワイルドで荒々しい炭火の味わいがベストマッチ!「BBQセット×ウイングマン」

炭火の遠赤外線で肉や野菜に十分に火が通ったら、お待ちかねのサ飯タイムの到来です。「ウイングマン セッション IPA」をグラスに注ぎ、乾杯! 乾いた喉を潤します。前評判通り、柑橘系を中心とした複雑な香りが絶妙で、口に含むと華やかさとともに口中に広がります。喉に流し込むと、まさに軽快そのもので飲みやすさ抜群。その後にほろ苦さが残ります。
その直後にまずは豚肉のステーキをひと口。さらに「ウイングマン セッション IPA」を口に含むと、本ビールならではの軽快さと、炭火で焼いた豚ならではの肉汁の香ばしさとワイルドな味わいが絶妙にマッチしているのが分かります。次にタレで仕込んだ牛肉で試してみると、その傾向はさらに顕著に。炭火料理との相性はまさにバッチリ。続いていただいたニンニクが効いたアヒージョとも、なかなかの好相性ぶり。ついつい箸が進んでしまいます。
【食楽webセレクト・ペアリング2】弾ける肉の旨みと多彩な味付けがビールを格段に旨くする!「ソーセージ×ウイングマン」

次に試したのが、この企画のために編集部で用意したソーセージのペアリングです。いわゆるフランクフルトソーセージやハーブ入り、ビアサラミなどと「ウイングマン セッション IPA」との相性を順番にチェック。
いずれも好相性なのは間違いありませんが、中でも、互いの良さを引き出しているという点で印象的だと感じたのが、ハーブ入りソーセージとのペアリング。ともに個性が強めの味わい同士だけに喧嘩をしてしまうのではと思いきや、ハーバル感あふれるソーセージのジューシーさと、複雑なアロマが見事にハマっているように感じました。「ウイングマン セッション IPA」のポテンシャル、まさに恐るべしです。

ひと通りペアリングが終わり、お腹も落ち着いたところで、燃え盛る焚き火を前に、改めて「ウイングマン セッション IPA」で乾杯。
「複雑なアロマと爽やかな飲み口だからこそ、シンプルな肉料理などでは、肉の脂を流しつつ、旨みを引き出してくれる。より繊細な味わいの料理にも合いそう。次は煮込み料理や鍋とのペアリングを試してみたいですね」(かね太)
「サウナ後に飲むアルコールとして、4.3%という度数がちょうどよく感じられました。トロピカルフルーツや柑橘系のアロマが感じられるから、ビール単独でも美味しく楽しめるし、料理と組み合わせればさらに旨さが際立つ感じです」(Kシマ)
と、互いに「ウイングマン セッション IPA」のインプレッションを改めて語ります。サウナとサ飯と「ウイングマン セッション IPA」を心ゆくまで満喫した2人の夜はまだまだ長そうです。
まとめ

以上、サウナとサ飯と「ウイングマン セッション IPA」のペアリングの模様をお伝えしましたが、いかがでしたしょうか。こちらのビールは軽快な飲み口ながら、複雑なアロマとほろ苦い余韻が感じられる、これまであまり見られなかったタイプの個性派クラフトビールです。すでにIPAにドハマりしている人はもちろん、これからIPAに挑戦したいと考えている人にも最適。さまざまな料理と合わせて、自分なりのベストペアリングを見つけてみては?
●撮影協力
L.L. Bean(エルエルビーン)
https://www.llbean.co.jp/
SHAKA(シャカ)
https://shaka-jp.com
Quash(クアッシュ)
https://www.instagram.com/quash_moja?igsh=OHJwNmp1MzFnYzE3