※注意 アウトドアでのサウナは必ず決められた場所で行ってください。テント内でのストーブの使用は一酸化炭素中毒や火事などの事故の危険性もある為、自己責任の上でご使用ください。テント内でのストーブの使用は専門家の指導のもと、撮影しています。
サウナブームの真っ只中。2021年には「ととのう」が流行語にもなりましたよね。そして現在はアウトドアで楽しむテントサウナが注目されています。アウトドアサウナで「ととのった」後、自然の中で味わうサ飯はさぞかし旨いのでは、と考えたアウトドア好きの食楽web編集部員K。同じくアウトドア好きの同僚とともにテントサウナ＋アウトドアの“ととのい”ドライブへと向かうことに。そこで今回、パートナーに選んだのが、三菱自動車の「デリカD:5」。デリカと言えば、4WDならではのパワフルな走破性と積載力が人気で、アウトドアファンの間でも憧れの存在。果たしてどんなアウトドアドライブになるのか、今から楽しみです。
広々スペースでキャンプ道具も余裕
とある早春の朝、さっそくサウナ用のテントをはじめ、調理道具など一式を「デリカD:5」に詰め込みます。アウトドアというと、とかく荷物が多くなりがちですが、「デリカD:5」なら、3列目のシートを跳ね上げることで広大な積載スペースが確保できるから安心。いつものキャンプでは諦めていたテントサウナも問題なく積み込み完了。念のため、荷崩れを予防するカーゴフェンス（ディーラーオプション）を取り付けて、いざ出発！
運転していて感じたのは、とにかく視界が広いこと。おまけに8人乗りなので、荷物が多くても車内空間にまだまだ余裕があり、超快適。「これなら例えば4人家族でのキャンプなども難なくこなせそう」などと考えながらドライブを楽しんでいるうちに、ほどなく一般道を抜けて高速道路へ。料金所を抜けて合流地点へ向かいアクセルを踏むと、クリーンディーゼルエンジンがトルクフルな走りで応えてくれます。環境に優しい（エコロジー）うえ、燃費も良い（エコノミー）「Wエコ」なのもうれしいポイント。さらに加速し、スムーズに本線へ合流。しばらくはレーダークルーズコントロールを使用することに。この機能を使えば、高速道路での運転をアシストしてくれるから、快適かつ安心です。
インターチェンジで高速道路を降り、しばらく進むと山間の細い道へと入りました。ワインディングでも左右に振られることなく、安定感が抜群です。ドライブを楽しむことおよそ90分。キャンプ場が近づいてきました。キャンプ場までアクセスは未舗装かつ急勾配ですが、デリカならお手のもの。4WDならではの力強いグリップ力で急勾配の道もなんなく踏破してくれます。安心感が半端ないのはボディ剛性の高さによるもの。
テントサウナを満喫し「ととのったー」
無事、キャンプ場に到着した後は、まずデリカから荷を下ろし、さっそくテントサウナの設営に取りかかります。
アウトドア好きを自称するだけあり、2人で手際よくテントを設営していきます。最後にテント内にストーブを取り付け、薪に点火。さらにストーブの上にサウナストーンを置いて熱していきます。1時間ほど待てばサウナの準備が完了するとのこと。その間、サウナ後にいただくサ飯の準備に取りかかります。
テントの煙突から立ち上る煙が透明になれば頃合いです。いつの間にかサウナ着に着替えた2人は、テント内のチェアに腰掛け、いざサウナを堪能。ストーブの上で熱せられたサウナストーンに水をかけると、あっという間に熱い水蒸気がテント内に立ち込めます。本場フィンランドのロウリュです。柔らかい熱さの中、次第にじんわりと汗が吹き出てきました。
我慢すること10分ほどで一旦テントの外へ。ひんやり冷たい風が吹き抜け、火照った身体に「気持ちいい～」。そして身体が冷えてきたら再びテントへ。これを繰り返すこと数回の後、ついに「ととのったー」。チェアに身体を預け、目を瞑って自然に身を委ねる2人。これぞまさにアウトドアサウナの醍醐味と言えるでしょう。
ととのった後の「サ飯」はまさに最高！
「ととのった」余韻にしばし浸ったら、再びサ飯の準備。今日のメインはスパイスをふんだんに使ったカレーチャーハンです。サウナに入る前に準備しておいた焚き火を調整し、その上に流行りのグリドルパンを配置。十分に熱せられたことを確認したら、サラダ油を引き、玉ねぎとソーセージを炒めます。その上に炊いておいたご飯と発芽玄米を豪快にオン！
ご飯をかき混ぜつつ炒めていきます。ある程度火が通ったら、数種類のスパイスを目分量で振りかけて、さらに炒めていく。すると食欲をそそるスパイシーな香りが鼻孔をくすぐり始めてきました。最後にとろとろに溶かしたチーズをかければ完成です。
完成したチャーハンを前に、まずは特製の“サドリ”をごくり。ミントソーダの爽やかな味わいが、ととのったカラダに染み渡ります。そしてお待ちかねのメインディッシュであるチャーハンをまずはスプーンでひと口。思わず「旨い！」と同時に声を出す2人。ととのったカラダは味覚も鋭くなっているからか、はたまた自然の中というシチュエーションからなのか、シンプルなチャーハンなのに実に美味です。
あっという間にサ飯を平らげ、すっかり満腹となった2人は、そのままチェアに身を預けしばらく昼寝することに。太陽の光が木立の間からやさしく降り注ぎ、小鳥のさえずりと川のせせらぎが聞こえます。何とも心地よい気分に。まさに至福のひとときです。
デリカD:5はアウトドアドライブに最高のパートナー
陽が西に傾きかけてきた頃、ようやく昼寝から目覚めた2人は、撤収を開始。「デリカD:5」のハッチを開け、大量の荷物を積み込みます。間口が広いため大きな道具もストレスなく積み込み可能。積載が完了したら、周囲を清掃して「デリカD:5」へ搭乗。キャンプ場を後にすることに。帰りも急勾配の未舗装路や高速道路などが待っていますが、デリカなら安心。エンジンをかけて、ステアリングを握り、帰路へとつきました。
編集部員Kの極楽サウナドライブ紀行、いかがでしたか。ドライブに使用した三菱自動車の「デリカD:5」は、積載性はもちろん、安定した力強い走りや快適性など、どれをとってもアウトドアで頼もしい相棒といえる存在だと感じました。またアウトドアで重宝するディーラーオプション品も多数用意されているのもうれしい限り。その有能ぶりに感銘を受けた編集K、「『デリカD:5』を使って、もっと遠くでアウトドアサウナを楽しみたい」と早くも次の計画を立てているそうですよ。
（撮影◎森 寛一 文◎室井康裕）
●DATA
三菱自動車 デリカD:5 P
ボディサイズ：全長4800×全幅1795×全高1875mm
駆動方式：4WD
エンジン：コモンレール式DI-D
インタークーラーターボチャージャー付クリーンディーゼル
トランスミッション：8速スポーツモードA／T
最高出力：145馬力／3500rpm 最大トルク：38.7kgf･m／2000rpm
車両本体価格：447万5900円
詳しくはデリカD:5 車種ページ
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/
