デミグラスソースと煮ダレが不思議と合う!?「オムハヤシ」

オーダー後5分ほどで「オムハヤシ」が到着。ご飯の上にデミグラスソースがかかっており、その上にはさらにビッグサイズの煮豆腐、ホロホロになるまで煮込まれた豚肉、ジューシーな牛バラ肉、そしてトロトロたまごが乗っています。食欲を衝動的に駆り立てられ、スプーンを取って急いで口の中にかき込みたいと思わせるビジュアルです。

デミグラスソースは、トマトの味わいは控えめ。“ハヤシ感”はあまりしないからこそ、醤油の香りが印象的な和風テイストの煮ダレとの相性はバッチリ。デミグラスソースの酸味と煮ダレの甘じょっぱさがケンカすることなく、お互いの良さを引き立て合っていました。

ご飯がとにかく進むデミグラスソースと煮ダレですが、やはりしょっぱさがやや強い印象。しかし、この濃さがやみつきになります。デミグラスソースはドロドロではなくトロトロ寄りで、卵もトロトロしていることも相まって、飲み物を飲んでいるようにサラサラっと食べられます。時間がない時にも食べやすいメニューかもしれません。

デミグラスソースやたまごが存在感を見せながらも、やはり『肉めし岡もと』のメニュー。味がしみ込んだ煮豆腐は厚みがあって食べ応え十分、満腹感を与えてくれます。一口では入りきらないサイズの豚肉は、肉汁や脂の旨さが口の中に広がり、脳内や胃袋を幸福感でいっぱいにしてくれました。また、プラス250円でチーズのトッピングが可能で、チーズの甘さによってまた違う味わいを堪能できそうです。スプーンを止めることなく一皿をぺろっと完食しました。ごちそうさまです!
まとめ
『オムハヤシ』は、限定期間での販売のため、いつ終了するかは未定。『肉めし岡もと』は2023年12月に『肉カレー』を限定販売しましたが、好評だったことを受けて1月10からグランドメニューに加わりました。『オムハヤシ』もその流れを辿る可能性もありますが、場合によっては今を逃すと今後食べる機会がなくなるかもしれません。タイミングが合えば『オムハヤシ』を食べてみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎望月悠木)