厚切りチャーシューが旨い!『肉めし岡もと』の「チャーシューエッグ定食」を食べてみた

厚切りチャーシューが旨い!『肉めし岡もと』の「チャーシューエッグ定食」を食べてみた
食楽web

●『肉めし岡もと』の限定メニュー「チャーシューエッグ定食」を食べてみた」

 看板メニュー「肉めし」を始めとする煮込み系メニューが大好評の『肉めし岡もと』では、ただ今新作メニュー「チャーシューエッグ定食」を期間限定にて提供しています。

 こだわりの割り下と秘伝のかえしで丁寧かつじっくりと煮込んだ分厚いチャーシュー2個と豆腐に、目玉焼きと塩だれを絡めた野菜炒めで構成。チャーシューは箸でほぐれるほどの柔らかさを備え、他の具材を含めて丼飯をガンガン進ませる味わいとなっております。

 既に何度も『肉めし岡もと』に足を運んでいる筆者ですが、看板である「牛トロ肉」が入っていないメニューをいただくのは今回が初めて。大判焼きを思わせるルックスのチャーシューは、果たしてどんな味わいとボリューミーさを備えているのか。そして目玉焼きと野菜炒めとの組み合わせは如何ほどのものなのか。お店での実食にて、その全容を詳しくレポートしてみたいと思います!

「チャーシューエッグ定食」1089円(税込)。+143円でご飯を大盛りにできます
「チャーシューエッグ定食」1089円(税込)。+143円でご飯を大盛りにできます

 店員さんにオーダーを告げてから、約6分で定食が運ばれてきました。チャーシューがすごい! メニュー写真で予め確認していましたが、実際に目の前に出されるとその迫力に圧倒されます。おかずの構成は、チャーシューが2個、付け合わせの野菜炒め、そして目玉焼き。小さな器に入った醤油系のタレが添えられています。

チャーシューのサイズは概ね8cm×6cm×厚さ4cm。+330円(税込)で1個追加できますよ!
チャーシューのサイズは概ね8cm×6cm×厚さ4cm。+330円(税込)で1個追加できますよ!

 さっそく、メインディッシュのチャーシューからいただきます! ずしっとした重みを感じながら持ち上げて、ガブッとひと口。分厚くカットされた豚バラ肉は、濃すぎず薄すぎないちょうどいい甘さの煮汁が芯までしっかり入っていて、肉の部分は適度な食感を残しながらほぐれるようにバラけていき、肉の旨みと煮汁の甘味が絶妙にマッチ。脂身の部分は余計な脂が落ちていて、プルプルの食感と脂身自体の甘味、そして煮汁の甘味が一体となって「うめえ~」と「やわらけえ~」以外の言葉が出てこない語彙喪失状態に。白飯との相性は抜群で、チャーシューひと口分だけで、ご飯がガッツガツと進んでしまいます。

付け合わせの野菜炒めは、茹でモヤシとキャベツをごま油でさっと炒めた感じ
付け合わせの野菜炒めは、茹でモヤシとキャベツをごま油でさっと炒めた感じ

 続いてはチャーシューの側に添えられた野菜炒め。こちらは茹でモヤシ&キャベツをごま油で軽く炒めた感じ。味付けはしていないようです。店員さんに醤油をもらい、ささっとかけて改めてひと口。チャーシューとは真逆のシャキシャキ食感に醤油の味が加わって、ご飯が美味しくいただけます。

目玉焼きは白身が固めで黄身はほぼレア。こちらも+110円(税込)で1個追加することができます
目玉焼きは白身が固めで黄身はほぼレア。こちらも+110円(税込)で1個追加することができます

 最後は、目玉焼き。黄身はほぼ火が通っておらず、箸で開くと同時にとろとろっと流れ出してきました。とるべき道はもちろん、チャーシューに纏わせていただくことのみ。箸でチャーシューを切り、黄身をたっぷり付けてひと口。黄身のコクが加わって、チャーシューがワンランク美味しくなりました。こんなん、合わないわけがないですよね。

別添えのタレは醤油濃さが皆無の甘い味。チャーシューにかけても付けても合います
別添えのタレは醤油濃さが皆無の甘い味。チャーシューにかけても付けても合います

 いつもの実食だと「あとは完食まで一直線」となるんですが、この時点でまだチャーシューの塊がもう1個残ってます。そしてご飯も半分弱でキープ。ここまで手付かずになっていた別添えのタレで、チャーシューを味わってみます。

 色味がかなり濃い感じですが、舐めてみると醤油感はほぼなく甘い味。これなら多めにかけても大丈夫そうということで、チャーシューへ多めにかけます。煮汁の味を強く感じられる味に変化。食べ始めはちょうどよかった煮汁の味に舌が慣れて、薄く感じていたところにタレの味が加わる形となり、ちょうどいい塩梅に復活。最初からチャーシューにかけなかったのは、偶然とはいえ大正解だったようです。

 ご飯を全て食べ切り、続いてチャーシューと野菜炒め、煮汁がしっかり染みた煮込み豆腐も完食。お味噌汁まで飲み干して無事フィニッシュとなりました。ごちそうさまでした!

まとめ

 チャーシューが目の前に置かれたときのインパクトと、絶妙な味加減の煮汁がしっかり染み込んだ柔らかな豚バラ肉の味わい、そして食べても減らないビッグなサイズと、味に慣れた時の別皿の追いタレと、まさに一分の隙も見当たらないパーフェクトな仕様でした。目玉焼きと野菜炒め、煮込み豆腐も、その存在感はチャーシューに劣ることナシ。食感、味わいともに適度なアクセントとなり、丼ご飯と味噌汁も含めてかなりの量でありながら、最後まで全く飽きずに食べ切ることができました。目いっぱいお腹を空かせておいて、本当によかった…。

 終売のアナウンスが公式から出されていないため、いつまで食べられるのかがわからないのが少々不安ですが、食べ逃して後悔するくらいなら最寄りの『肉めし岡もと』へ足を運んで、思う存分かっ食らうのが最善手。「チャーシューエッグ定食」、ぜひお試しください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

チャーシューエッグ定食

期間:2024年3月6日(水)~ ※期間限定
販売:『肉めし岡もと』全店舗(新橋店、御徒町店、足立入谷店、溝の口店、埼玉鶴ヶ島店)
https://www.arclandservice.co.jp/29okamoto/