新しいなか卯の親子丼は韓国風味!? ニンニク香る「旨辛親子丼」を食べてみた

新しいなか卯の親子丼は韓国風味!? ニンニク香る「旨辛親子丼」を食べてみた
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●『なか卯』の新作は辛い親子丼!「旨辛親子丼」を食べてみた

 外食チェーンの『なか卯』は1月17日から「旨辛親子丼」の販売を始めました。親子丼でお馴染みの『なか卯』ですが、そんな親子丼の新メニューとなっています。“旨辛”という言葉がついており、胃袋だけではなく冷えた身体を温めてくれそうな親子丼を実食レポします。

ニンニク香る親子丼!「旨辛親子丼」

「旨辛親子丼」小盛450円、並盛490円、大盛560円(※価格はすべて税込)
「旨辛親子丼」小盛450円、並盛490円、大盛560円(※価格はすべて税込)

「旨辛親子丼」の並盛を注文。数分で料理が届くその早さには毎回驚かされます。「旨辛親子丼」が到着して真っ先に浮かんだことは「ニンニクの匂いがすごいな~」ということ。公式ホームページによれば「炒めて旨みと香りを引き出した粗挽きニンニクと、甘みがありつつもピリ辛な韓国唐辛子をあわせ、冬にぴったりの“旨辛”な味わいに仕上げました」と記されており、本当にニンニクの香りを引き出した親子丼になっていました。

鶏肉は、小ぶりながらも食べ応えがある
鶏肉は、小ぶりながらも食べ応えがある

 口に運んでみると、卵や鶏肉よりもニンニクの風味がやはり強い。基本的には優しい味の印象の親子丼ではありますが、ニンニクの存在感が発揮されているためパンチの強い味わいになっています。

具材の厚みはこんな感じ
具材の厚みはこんな感じ

 商品名に“旨辛”という名前が入っているだけあって結構な辛さがありました。公式に「ピリ辛な韓国唐辛子をあわせ」と書かれていた通りキムチのような辛さ。一般的な親子丼は甘じょっぱく子供でも食べやすいですが、「旨辛親子丼」は辛さが先行しており、その背後に甘じょっぱさがあります。ニンニクの香りも相まって“大人の親子丼”と言えそうです。

優しい味の印象が強い『なか卯』の親子丼がパワフルに
優しい味の印象が強い『なか卯』の親子丼がパワフルに

 また、辛い食べ物が苦手な人にとっては若干厳しいレベルの辛さではありますが、同日には「旨辛親子丼」の上にさらに卵を乗せた「とろたま旨辛親子丼」(小盛530円、並盛570円、大盛640円)、濃厚なチーズを乗せた「チーズ旨辛親子丼」(小盛590円、並盛630円、大盛700円)もリリースされています。卵やチーズと一緒に食べることで辛さをマイルドにすることが可能。さらには、「旨辛親子丼」とはまた違った味の広がりを見せてくれるかもしれません。

シャキシャキとした白ネギ

 ちなみに、通常の親子丼は玉ねぎが使用されますが、「旨辛親子丼」では白ネギを使用していたことが印象的でした。白ネギはシャキシャキしており、親子丼では珍しい食感を体験できます。辛さ強めの旨辛の出汁とよく馴染むことで、白ネギの甘さが引き立っていました。

まとめ

「旨辛親子丼」に限りませんが、『なか卯』の親子丼は味の美味しさに加えて卵がトロトロしているため、お茶漬けを食べるようにスルスルっと食べ終えることができます。ガッツリ食べたい時だけではなく、小腹が空いた時にも『なか卯』に立ち寄って「旨辛親子丼」を食べてみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎望月悠木)

●DATA

なか卯/「旨辛親子丼」

https://www.nakau.co.jp/jp/news/1031