小鉢3つがついたプテチゲのランチセット合計963g!

目の前にやってきたのは、真っ赤なスープ、そして雑穀米に、キムチ、ナムル、シイタケの煮物的な料理の合計5皿。早速計測です。
「プテチゲ」は、直径17.5cmの器に重さ598g、雑穀米は直径11cmの器に重さ233g。キムチ66g、ナムル42g、シイタケ30gで合計963g!(器の重さを除く)。なかなかのボリュームです。

「スープは牛骨の出汁で、ソーセージやハム、野菜、トッポギなどが入っています。デリバリーでもよく出る人気メニューなんですよ」と話すのはオーナーのユウさん。
そして、シイタケは「干しシイタケを水に戻して、韓国の醤油で味付けしたものですね。これは日替わりメニュー」。ということは、キムチとナムルは定番の副菜で、シイタケが日替わり、ということみたいです。
いざ食べてみると、辛いけれど旨みがしっかりあって、山菜やキャベツ、モヤシなど野菜の食感もいい感じ。雑穀米のモチモチ感も好相性です。チゲってグラグラ煮たっている中、みんなで楽しむ、というイメージだったけれど、これは一人用だしスープランチみたいな形だからスイスイ食べ進められます。
しかし、中盤に差し掛かってくると、舌の上に辛さが蓄積され、そしてハムやソーセージから旨みが溶け出し、より濃厚な旨辛さに進化。顔にもうっすら汗が滲んできます。ということで、ここで麺を追加投入!
インスタント麺を入れてボリュームもアップ! トータル1107g

濃厚な旨辛味になっていたスープにインスタント麺が入ることで、ボリュームも楽しみもアップした感じです。ちなみにインスタント麺の重さは144g。これでトータル1107g。つまり1.1kg超え。ただ、スープがメインなので、ラーメンやカレーの1.1kgに比べてかなり軽やかです。攻略しやすい1.1kgと言えそうです。
まとめ

インスタント麺をプラスしたことで、食べやすくなり、一気に完食。辛味効果で体の中からポカポカになれた「プテチゲ」。副菜のキムチやナムル、シイタケが程よい箸休めとなるのも好ポイントでした。
ということで結論。セレブな街にある韓国家庭料理店『韓国館』のランチは、港区なのに良心的な価格とボリュームで、大満足の美味しさでした。次回は種類豊富な「スンドゥブ」にするか、「ビビンバ」にするか。近いうちにまた食べにきたいと思います!
(取材・文◎いしざわりかこ)