「和風ハンバーグ」の発祥はデニーズって知ってた? デニーズの「和風ハンバーグ」に長ネギがのってるワケ

「和風ハンバーグ」の発祥はデニーズって知ってた? デニーズの「和風ハンバーグ」に長ネギがのってるワケ
食楽web

●1977年、『デニーズ』が開拓したと言われる「和風ハンバーグ」。そのコンセプトとおろしではなく長ネギを乗せた理由に迫る!

 来年で日本上陸から50周年を迎えるファミリーレストラン『デニーズ』。この約50年間で、飲食業界に数多くの革命を起こしたことで知られます。日本のファミリーレストランで初めてラーメンをメニューにラインナップしたり、ナタデココ、ティラミスといったスイーツをメニューに取り入れたり、のちに社会現象にもなった商品も少なくありません。

 そんな『デニーズ』の伝説的メニューの一つが1977年に登場した「和風ハンバーグ」。それまでの日本人の食において「ハンバーグを和風でいただく」という発想を持つ人はほとんどおらず、そのカテゴリーを『デニーズ』が切り開いたと言われています。「和風ハンバーグ」は今なおグランドメニューにラインナップされ続ける人気メニューですが、このメニューには今日では「和風ハンバーグ」の象徴でもあるおろしではなく長ネギが乗っています。これは一体なぜなのでしょうか?

現在『デニーズ』では「和風ハンバーグ」「おろしハンバーグ」が別々にラインナップされています
現在『デニーズ』では「和風ハンバーグ」「おろしハンバーグ」が別々にラインナップされています

 今回は、現在の『デニーズ』にラインナップされている「和風ハンバーグ」「おろしハンバーグ」双方をいただきながら、その秘密に迫ります。