![総重量1kg! ゆで太郎のもつ煮専門店『もつ次郎』の「お持ち帰りもつ煮」がおトクすぎた](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro01.jpg)
●人気のもつ煮専門チェーン『上州もつ次郎』。お土産用の冷凍商品「お持ち帰りもつ煮」1kg1500円(税込)が安いのかを確認します
人気上昇中のもつ煮専門チェーン『上州もつ次郎』(以下、『もつ次郎』)。『ゆで太郎』の兄弟ブランドとして知られ、ヤミツキ感が抜群の味わいから各地でコアな支持を得ているチェーンです。『もつ次郎』では通常もつ煮やもつ炒めを中心とした定食を店頭でいただくわけですが、その傍らには、「お持ち帰るもつ煮」というポスターも貼られています。
![「お持ち帰りもつ煮」1kg1500円(税込)](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro02.jpg)
『もつ次郎』ではグランドメニューの大半をテイクアウトできますが、「お持ち帰りもつ煮」は、それとは違い冷凍の商品。薬味やこんにゃくなどは入っておらず、それで1kg1500円というのはコスパ良しの予感がします。その一方、『肉のハナマサ』などの精肉専門スーパーでは100gあたり80~100円で販売されている事もあるもつ。本当にお得かどうか、実際に使ってみないと真価がわからないと思います。
というわけで今回は『もつ次郎』の「お持ち帰りもつ煮」を実際に購入。味と、本当に安いかどうかを徹底検証します。
「使いきれない!」と躊躇するも、その賞味期限は冷凍で数ヶ月
![「お持ち帰りもつ煮」。賞味期限は冷凍で数ヶ月。購入後、自宅へすぐ戻れない場合は、別の日に購入がおすすめ。その後の移動が長時間にわたれば、自然解凍され品質が劣化する恐れがあるから](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro03.jpg)
「お持ち帰りもつ煮」は『もつ次郎』の店頭にある券売機で購入する仕組み。通販などはやっていません。筆者は『もつ次郎』で食事をした際に、合わせてこの「お持ち帰りもつ煮」を購入しました。他方、筆者が購入したのは2023年10月中旬でしたが、「お持ち帰りもつ煮」の賞味期限を見ると「2024年4月10日」と記載されていました。つまり、冷凍し続ければ約半年間、「もつ煮」を自宅でも楽しめるという寸法です。
![解凍して鍋に入れて数分温めるだけで『もつ次郎』のあの味を再現できます](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro04.jpg)
「1kgも食べきれん!」と購入を臆する人もいるかもしれませんが、賞味期限半年なので、少しずつ小出しに食べれば、消化できそうな気がします。また、「お持ち帰りもつ煮」には、前述の通り薬味やこんにゃくなどは入っていませんが、『もつ次郎』仕様の味付けがしっかりなされていて、扱いやすいのも嬉しいところです。もつを生の状態で購入して、自分で調理する場合、複数回の湯がきや煮込みが必要になるので、結構手間です。その手間を省き、解凍したところで鍋に入れ温めれば良い、という簡便さもまた「お持ち帰りもつ煮」の魅力だと思いました。
濃厚なもつの味わいは、野菜との相性も抜群!
![鍋で温めて数分で完成した「もつ煮」。味わいはまさしく『もつ次郎』そのもの!](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro05.jpg)
というわけで、鍋で数分温めた「お持ち帰りもつ煮」が完成。鍋を火にかけている時点で、『もつ次郎』特有の濃厚な香りが漂ってきていました。その香りは、店頭で食べる時に感じる香りと遜色がなく、こんなに簡単に『もつ次郎』の味を自宅でも楽しめるのはかなり嬉しいです。
![(左)ネギを添え辛味を加えれば、さらに旨みが立ち上がります。(右)生キャベツと和えれば、サラダ代わりの酒のおつまみにもなります!](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro06.jpg)
また、別途用意したネギや辛味を添えればさらに美味しくなり、ニラやキャベツとの相性も抜群。筆者は試しませんでしたが、こんにゃくなどを用意して一緒に煮込むのも良さそうで、簡便であり、汎用性も高いように思いました。
味・コスパ・使いやすさ三方ヨシの一品だった
![少しのもつで、ご飯をたくさん食べれるのも魅力](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/11/202311130motsujiro07.jpg)
お酒のおつまみ、ご飯のおかず双方にバッチリ合うことがわかった「お持ち帰りもつ煮」。すでに『もつ次郎』ファンの方なら納得の通り、あの旨みたっぷりの「もつ煮」は少しの量でもご飯をたくさん食べることができます。ここまでの検証で、『もつ次郎』の「お持ち帰りもつ煮」(1kg1500円)は味・コスパ・使いやすさの三方ヨシの商品だと言うことがわかりました。
仮に店頭で食事の予定がなかったとしても、「お持ち帰りもつ煮」だけを買って帰るのも良いでしょう。お近くの『もつ次郎』でゲットして、あなたならではの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。食べれば食べるほど『もつ次郎』沼にハマる危険はありますが、確実に美味しいもつ煮をいただけるはずです。
(取材・文◎松田義人)