実は現地でしか買えない! 福岡の老舗『牧のうどん』のテイクアウトは最高の福岡土産だ!

実は現地でしか買えない! 福岡の老舗『牧のうどん』のテイクアウトは最高の福岡土産だ!
食楽web

●福岡県で有名な老舗うどん専門店『牧のうどん』。福岡旅行に行ったらぜひ食べたい、現地でしか買えないうどんとかしわ飯の味わいを、福岡出身のライターがレポート。

 福岡は、香川県や秋田県に負けず劣らずのうどん県。実は福岡県民はラーメンよりうどんが好き、という人も多いです。

 そしてその福岡には、俗に“三大うどん”と呼ばれるうどんチェーン店があります。それが福岡県内で多数の店舗を展開する『ウエスト』、『資さんうどん』、『牧のうどん』のこと。

 実は、この3店の中で『牧のうどん』のみ通販をしておらず、その味を体験するには、実店舗へ行って食べるか、店頭で販売されているテイクアウトを買うしかありません!

 先日たまたま福岡に帰省する機会があった筆者。実店舗へ行きテイクアウトを購入。そのまま東京まで戻って食べてみたので、その味と実力をレポートします。

うどん1玉50円!? コスパ最強のテイクアウトうどん

店頭のテイクアウトスペース。「うどん」50円、「うどんスープ」150円など、驚愕の低価格。かけうどん1杯200円って……安っ!
店頭のテイクアウトスペース。「うどん」50円、「うどんスープ」150円など、驚愕の低価格。かけうどん1杯200円って……安っ!

 今回、訪れたのは、福岡・博多駅から徒歩3分ほどの場所にある博多バスターミナル。ここの地下1階に、『牧のうどん 博多バスターミナル店』があるんです。時間は14時ごろでしたが、お店には10人ほどの行列ができていました。そう、この『牧のうどん』は人気店なのです。

 行列を横目に、店前にあるテイクアウトコーナーへ。ラインナップは、「うどん」(50円)、「スープ」(150円)、「ごぼう天」(100円)、「丸天」(110円)などが冷蔵庫に並んでバラ売りされています。

悩んだ人のために、セット販売もあります
悩んだ人のために、セット販売もあります

 また、セット販売もあって、例えばうどん4玉、うどんスープ3人前、ねぎ40g、あげ玉50gがセットになった「うどんセット」(570円 ※訪れた時は特別価格で販売中でした。通常は710円)もあるようです。

 悩んだ結果、今回は2食分をバラで購入。内訳は「うどん」2玉、「うどんスープ」2つ、「ごぼう天」2つ、「丸天」1つ。総額は710円です。一杯約355円という破格値です。東京で同じ組み合わせを注文したらおそらく800円以上はいくでしょう。

 ちなみに、店頭のスタッフさんに聞いたところ、賞味期限は購入日を含めて3日。商品購入時に「お持ち帰り品の保管のお願い」という紙も一緒に入れてくれます。そこに麺の茹で方についても説明されています。

 うどんだけでも良かったのですが、同店でもう一つの名物「かしわ弁当」(360円)も一緒に購入。こちらも通常の弁当サイズの容器に、かしわご飯がみっちり入っており、お茶碗2杯分はあると思われる量で360円と破格の安さです。

 これらを抱えて、福岡空港から東京・羽田へひとっ飛び。自宅に帰って調理してみます。