肉で丼が見えない! 大阪の二郎系『麺屋104』で牛白湯×魚介の「牛ラーメン肉マシマシ」を食べてきた

大迫力の「牛ラーメン肉マシマシ」の味わい方

「牛ラーメン肉マシマシ」1980円
「牛ラーメン肉マシマシ」1980円

 しばらくするとラーメンの到着。丼には隙間なくびっしりと肉が覆っていてピンク色。野菜はチラッと見えますが麺はもちろん丼さえ見えない状態となっています。

 まずはスープからいただきます。ちなみにお店の人によると、丼手前が牛白湯スープで、その反対の奥側に魚介スープが入っていて、別々に味わえるのでまずはそれぞれ飲んでみて下さいとのこと。

 牛白湯は少し甘みも感じる濃厚なスープで、シチューかポタージュかという特濃の旨味テイスト。

 お肉だらけというヴィジュアル先行のラーメンかと思っていたので不意打ちという感じでの対面となりましたが、感動するレベルのクオリティでした。

 魚介ベースのスープは、魚粉の香ばしさも相まり、サッパリとしているもののダシがよく効いています。

 丼を覆うお肉は自家製のローストビーフで、もっちりとした食感のアッサリした味わい。黒胡椒もピリリとアクセントがあり、丼を覆いつくすボリュームではありますが、最後までクドさを感じることなく食べられます。

 麺は四角い平打ちの極太麺。麺のエッジを感じるようなブリンっとした食感で、一口すするごとに小麦のいい香りが口の中に広がりました。

ランチなら限定セットの注文はマスト!

半ライス&ハーフからあげ 300円
半ライス&ハーフからあげ 300円

 旨味の濃いスープを飲んでいると、白いご飯が欲しくなりますが、最初にご飯セットがあるので心強い限り、特に牛白湯との相性はピッタリ。

[食楽web]
[食楽web]

 セットの唐揚げはハーフサイズということで小さいのかと思いきや、とっても大振り。外はカリッと中はジュワー。カレー味なので、どんどんご飯が進んでしまいます。

 スープについですが、極太麺と格闘しながらラーメンを食べ進んでいると、丼の中で自然と混ざり合って牛白湯が薄ま理、少しもったいない気もします。しかし、ずっと牛白湯が単品で続くと若干クドく、ベストの状態に混ざるように割合が計算された素晴らしいスープ配合でした。

『麺屋104』ではすでに紹介したように、汁なしや季節限定の冷やしラーメンなどバリエーションも豊富に展開しているので、何度も通いたくなるお店でした。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

麺屋 104(とし)

住:大阪府大阪市福島区野田6-4-22
TEL:050-5877-3805
営:火~金曜11:00~14:00、17:30~21:00
土・日・祝11:00~14:00、17:00~20:00
休:月曜

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。