まずは確認! わんこそばのルール

わんこそばは、こちらがギブアップするまでどんどん追加されます。食べるのを止めたい時は、お椀に蓋をします。これがご馳走様の合図。どんな理由があっても一度蓋をしたら、再開できないので要注意です。
食べたお椀の数え方はお店によって違いがあるそうですが、『たち花』はお椀を積み重ねていくスタイルではなく“おはじき”を置いて数えました。

5杯食べるごとにおはじきを1つテーブルに置きます。食べたお椀は回収されますが、並んでいるおはじきを数えて自分が何杯食べたか把握できますよ。また『たち花』では、おかわりできる薬味がネギのみ。薬味で味変作戦を考えている人は使うペースを考えた方が良さそうです。
いざ、わんこそばにチャレンジ!

こちらは最初に出されたおかず。わんこそばには箸休めがついてくることは知っていましたが、思っていたよりずっと立派で量もしっかりあります。食べるのは個人の自由なんだそう。
おかずが置かれるとすぐに、沢山のわんこそばをトレーに乗せた店員さんがテーブルにやってきました。

ひとテーブルに一人の店員さんがついて、そばをついでくれます。てっきり、一人ひとりに担当者がつくと思っていたので「たった一人で全員分だなんて、ちゃんとスピーディーに配れるのかな?」と不安になったのも束の間。さすがプロ! すごいスピードで筆者ら3人のお椀にそばを入れていきます。

むしろ食べる側がそのスピードについていけず、待たせてしまったくらいでした。さらに食べてびっくり。想像の何倍も美味しいんです! 失礼ながら、わんこそばの味にはあまり期待していなかったので、これは嬉しい誤算。

事前に「沢山食べるためにはそばつゆを飲んではいけない」と学んできたのに、しっかり効いた出汁の風味がたまらなくて、ついつい飲んでしまうんです。早くも作戦失敗!
念願のわんこそば体験という興奮、美味しいそば、店員さんのリズミカルな「はい、じゃんじゃん」、「はい、どんどんっ」の掛け声とともにそばが進みます。
その結果……。