小籠包に牛肉麺も! 台湾旅行で絶対味わいたい「台北必食グルメ」5選

ミシュランガイド台北掲載店!『永康牛肉麺』の「紅焼半筋半肉麺」

「紅焼半筋半肉麺(小)」300元
「紅焼半筋半肉麺(小)」300元

 グルメもショッピングも楽しめる町として人気の高い「永康街(ヨンカンチェ)」。牛肉麺といえば、ここと言われる程、観光客もローカルも足繁く通う店が『永康牛肉麺』です。2018年から5年連続でミシュランガイド台北にも紹介されています。

 牛肉麺とは煮込んだ牛肉とスープ、小麦の麺で構成されており、紅焼(ホンシャオ)と呼ばれる醤油味のピリ辛スープか、清燉(チンドゥン)と呼ばれるクリアなスープの2種類を選べることが多いです。『永康牛肉麺』で人気なのは紅焼で、今回は牛すね肉とすじ肉がどちらも楽しめる「紅焼半筋半肉麺(小)」を注文。

(食楽web)
(食楽web)

 ゴロゴロとお肉が入った牛肉麺は、表面にラー油がたっぷりとかかっているので、ピリ辛。後味に漢方のスパイスと牛骨出汁を感じます。麺は柔らかめに茹でてあり、こってりとしたスープとの相性が抜群です。

 肝心のお肉はというと、すじ肉はぷるぷるで柔らかく煮込まれており、すね肉には味がしっかりとついています。テーブルには酸味のある高菜もおいてあるので、味変も楽しめます。小でも大満足のボリュームです。

●SHOP INFO

店名:永康牛肉麺

住:台北市大安區金山南路二段31巷17號
営:11:00~20:50

行列のできる名店!『天天利美食坊』の「滷肉飯(魯肉飯)」

「滷肉飯(魯肉飯)小」+たまごトッピング 50元
「滷肉飯(魯肉飯)小」+たまごトッピング 50元

 冒頭で紹介した西門町のメインストリート「漢中街」で、多くの人が並ぶ名店『天天利美食坊』。店先にはスーツケースが並び、世界各国から旅行客が訪れていました。日本語メニューもあり、店員さんも簡単な日本語を話せます。

 お客さんのほとんどが注文していたのが「滷肉飯(魯肉飯)」の半熟卵乗せ。甘辛い醤油ベースのタレで煮込まれた豚肉がごはんにかかっており、その上に半熟卵が蓋をするように乗っています。香辛料があまり効いていないので、独特な味わいが苦手な方にもおすすめ。脂身も少ないので食べやすいです。卵を混ぜながら食べると、よりマイルドになって美味しさが増すので、マストでトッピングして欲しい……!

●SHOP INFO

店名:天天利美食坊

住:台北市萬華區漢中街32巷1號
営:火曜~日曜10:30~22:30

4月~10月限定の美味しいスイーツ!『冰讃』の「芒果雪花冰」

「芒果雪花冰」180元
「芒果雪花冰」180元

 美味しいマンゴーが出回る時期、4月中旬~10月末の期間限定でオープンするこだわりのかき氷屋『冰讃』。お店があるのは、様々な飲食店が立ち並ぶMRT「雙連駅」から徒歩約3分の場所。観光客でにぎわう迪化街や寧夏夜市なども近くにあるので、合わせて訪れるのもおすすめです。

 注文したのは一番人気の「芒果雪花冰」。台湾産のマンゴーにこだわり、その時期に一番美味しい産地のものを提供しているそうです。メニューには、「牛奶冰」と「雪花冰」の記載がありますが、「牛奶冰」は普通の氷を削って練乳をかけたもので、「雪花冰」は氷自体に練乳などで味をつけて削ったものだそう。

「芒果雪花冰」は、2人でシェアしても良さそうなボリューム。練乳のやさしい味わいのする氷に、色鮮やかなマンゴーがたっぷりと乗り、さらにその上にマンゴーシロップと練乳がかかっています。

 旬のマンゴーは甘くて芳醇な味で、口の中でとろけます。練乳・シロップ・氷がどれも絶妙な塩梅で、マンゴーの美味しさをより引き出しています。感動すること間違いなしの美味しさなので、この時期に台北を訪れる方はぜひ行ってみてくださいね。

●SHOP INFO

店名:冰讃

住:台北市大同區雙連街2號
営:11:00~21:00

(撮影・文◎加藤あやな)