千葉で満腹になりたいならココに行くべし！ 一度はチャレンジしたい千葉の「デカ盛り＆大盛り」の店5選

衝撃の3.8kg！『らーめん バリ男』（行徳）の「チャレンジ超大盛り！」

　デカ盛りを注文すると、一気に店内にいた人の注目を浴びたり、場の空気が変わることが時々あります。行徳にある『らーめん バリ男』に行った時も、カウンターで並んで食べている人たちから一気に注目を浴びたのがこのラーメン。巨大なすり鉢の山盛りラーメンです。

　計測すると、直径31cmのすり鉢に高さ約20cm、重さは約3.8kg（すり鉢の重さを除く）。スープは豚骨醤油です。麺は極太麺で、茹で前900g。具はチャーシューとモヤシ、キャベツでモヤシは1kg、チャーシューは150～200g。無料トッピングの背脂もたっぷりです。公式いわく3kg強、とのことですが、公式発表よりボリュームがある！ これはデカ盛り店あるあるです。

　濃厚な背脂入りの豚骨醤油スープを、極太麺が適度に持ち上げてくれます。そしてすするとモヤシや背脂も絡んで旨みが強い！ 卓上には「バリ男の食べ方」なるポップが置いてあります。「其の壱・まずはそのまま三割食べ進む、其の弐・ニンニクを入れる、其の三・特製唐花を入れる　最後に・麺を食べ終えたら酢を入れて」とのこと。

「チャレンジ 超大盛り！」はシェアNG。時間制限なし、ペナルティなし。完食できた人は店にある「完食の壁」に名前やメッセージ＆チェキの写真を残せます。まさに栄誉！ 完食できなかった人も「挑戦者の壁」に書き込み可能。ただ、4kgぐらい余裕で食べられる、神に選ばれし胃袋を持っている人のみおすすめです。

　最後は、千葉市にある喫茶店『カフェ呂久呂』のデカ盛りメニュー。垂直に立ったカツがインパクト大のカツカレージャンボトーストです。直径27.5cmのお皿に高さ約18cm、パン自体は1辺約12cm、高さ約10cmで、重さは648g。サラダは23g、追いカレーは78g（全て器の重さを除く）。トータル749gです。見た目はインパクトがあっても1kgもないので、比較的気軽に挑戦できるデカ盛りです。

　ジャンボトーストは50年ほど前からあるメニューで、卓上に食べ方マニュアルが置いてあるのも、ずっとあるメニューだから。カレーが程よくしみたパン、そしてサクサクのカツ、まろやかな温泉たまご、シャキシャキの千切りキャベツなど、絶妙のバランスです。

　終盤になり、食パンだけになったところで、「バニラアイス」（132円）＆「自家製あずき」（165円）を追加して、デザート風にして味わうのがおすすめ。カレーがほんのり残ったところにあんことアイス、甘じょっぱい美味しさはクセになりますよ。

（文◎いしざわりかこ）

※価格・営業時間などは取材時のものです