待ちに待った春の到来です。新生活はもちろん、何かを始めるにはぴったりの季節。昨年後半から今年にかけて、行動制限の解除やマスク着用の規制緩和など、外に出かけるのが苦にならなくなってきました。そこでやっぱり注目したいのがアウトドア。目下、ブーム到来中ですが、中でも人気急上昇なのが車中泊です。
車中泊が人気の理由の一つは、本格的なテント泊より、必要なグッズが少なくて済む点。テントを張らずに済むので、準備はもちろん、撤収も楽チン。その分、キャンプ場などアウトドアでの遊びに集中できるというワケです。最近は、キャンプ場の設備も充実し、装備一式を貸し出してくれたり、キャンピングカー専門のレンタカー業者も増えたりと、アウトドアの敷居も下がってきました。言うなれば、車中泊はアウトドアデビューに最適なのです。
そこで今回は、初めてのキャンプにオススメしたい“不自由のないキャンプ”スタイルとお役立ちギアをバンライフ関連のサービス会社を運営し、自身もバンライフスタイルでのおでかけやアウトドアを楽しむnaoさんに紹介してもらいました。
naoさんイチオシのポータブル電源「ASAGAO」とは？
「実はバンライフを始めるまで、ひとりでアウトドアを楽しむという経験はしたことがなかったんです。ただ、海や公園でのピクニックが好きだったので、バンがあればアウトドアをもっと自由に楽しめるのではないかと思いました。もともとモノを自分で作ったりするのが大好きだったので、このボンゴも自分でカスタムしました」とnaoさん。車内を見せてもらうと、小洒落たカフェのような可愛らしい空間が。
「コンセプトは“カウチ”。ソファやクッションなどに座って、コーヒーやお菓子などを食べながら、映画などを見るスタイルですね。今は週末など、気が向いた時に景色のいい海辺や山に出かけて、車内でくつろぎます。後部のハッチを開け、自然の風を感じながら、自分で入れたコーヒーを飲む。これが最高なんです！」と、自分なりのバンライフスタイルを楽しんでいるというnaoさん。
「バンで出かけるときは、おもに車内で過ごすので、泊まりの場合もテントと違って、カギを閉めることができて安心です。だからアウトドア初心者はもちろん、とくに女性のソロキャンプでも安心感がありますよね」と車中泊のメリットを教えてくれました。
そんなバンでのおでかけに欠かせないのがポータブル電源だとnaoさん。
「車内ではバーナーやコンロなどの火を使うのが難しいので、車内の照明はもちろん、お湯を沸かしたり、料理を温めたりする時にポータブル電源はとても重宝します。以前は小容量タイプのポータブル電源を使っていたのですが、それだと消費電力の大きい調理家電などを使うとあっという間にバッテリーがなくなってしまいます。やはり1000Wh以上の大容量タイプが欲しいですね」
デザイン性と機能性を併せ持つポータブル電源「ASAGAO AS1000-JP」
そんなnaoさんが今、注目しているのが今年登場したポータブル電源「ASAGAO AS1000-JP」だそう。
「『AS1000-JP』という最新のポータブル電源なのですが、まずデザインが可愛くないですか！ なのに1008Whの大容量。普通のAC出力が2口使えるほか、USB端子も完備。なんと非接触充電でスマホを充電することもできるんです。また普段は1000Wまでの家電が使えるのですが、ドライヤーや電子レンジなど電力を消費する家電を使いたい場合は、『αBOOST』という機能を使えば、一時的に1800Wまで対応してくれます。家電を多く使う私のスタイルとも相性は抜群だと思います」
そこで「ASAGAO」を使ったnaoさん流VANキャンプの旅をエンジョイしてもらうことに。
naoさん流VANキャンプ＆ポータブル電源活用術！
車中泊の旅の舞台となったのは、埼玉県の長瀞エリア。都内からもほど近く、オートキャンプ場なども多いため、アウトドア好きに人気のエリアです。VANキャンプなら、テントの設営やギアの運び出しなどにかかる時間がないため、余裕を持ったプランを立てることが可能。まずは地元の道の駅に立ち寄り、今晩の夕食の食材を買い込むことに。
車中泊だと設営の手間がないから時間を有効活用できる！
「やっぱり地元の食材や名物が気になりますよね！」と言いつつ、道の駅へ入るnaoさん。名物の肉味噌をはじめ、必要な肉や地元で採れた新鮮な野菜やきのこ類などを購入。
次に向かったのが、長瀞随一の景勝地である「岩畳」。岩畳は、結晶片岩が荒川の流れによって侵食されてできた河成段丘。巨大な岩を登ると荒川の絶景が。「ここって、ライン下りもできるんですよね～」と深呼吸しつつnaoさん。大自然を楽しんでいる様子です。このように、余った時間を観光などに使えるのも車中泊の醍醐味。そろそろ日も傾いてきたので、キャンプ場へ向かうことにしました。
ミニグリルで作る！「秩父名物・味噌ダレの豚肉漬けのサムギョプサル」＆「パプリカときのこのアヒージョ」
キャンプ場に到着したnaoさん。ひとしきり周囲を散策したあとに、さっそく食事の準備にかかります。今夜のメニューは、道の駅で買った食材を使ったサムギョプサルとアヒージョ。まずは、ミニグリラーを「ASAGAO」に繋ぎ、スイッチをオン。グリルが温まってきたところで、肉味噌にじっくりと漬けた豚肉を焼いていきます。ほどなく、ジューッという音とともにいい香りが車内に広がってきました。肉の脇であらかじめ仕込んでおいたパプリカとキノコのアヒージョを温めます。
「ポータブル電源と電気グリルがあれば、本格的な料理も手間なく作れてしまうんです。本当に便利！」とnaoさん。
夕食に舌鼓を打った後は、少し寒くなってきたので「ASAGAO」に電気ヒーターを接続。さらに車内に設置したプロジェクターも接続して、くつろぎながら動画鑑賞。車内でぬくぬくカウチスタイルを楽しみます。
「外はかなり冷え込んでいるのに、車内はアウトドアとは思えないくらい快適です。バッテリーが大容量でパワフルだから、これだけ家電を使っても大丈夫なんですね」とご満悦です。
こうして、VANキャンプを存分に満喫したnaoさん。そろそろ夜も更けてきたので今日は早めに床に就くことに。「ASAGAO」に電気毛布をつなぎ、スイッチを入れて「おやすみなさい」。
撤収の手間も不要！快適なモーニングタイムでまったり♪
翌朝は自然に目が覚めたというnaoさん。まずは目覚めのコーヒーをつくります。丁寧に引いた豆に「ASAGAO」で沸かしておいたお湯を注ぎ、ほどなく完了。
「撤収する時間も不要なので、時間をかけてハンドドリップの美味しいコーヒーを淹れられるのも嬉しいですね」とコーヒーを飲みながらまったり。出発までまだ時間があるので、その間、別売りのソーラーパネルで「ASAGAO」を充電することにしました。
「ASAGAO」の充電が終わり、キャンプ場を出発しようとした時に、思わぬ急ぎの仕事が発生。そんな時も慌てず、PCを開き「ASAGAO」に接続して、車内で対応します。
「仮にPCのバッテリーが無くなっていたとしても、ポータブル電源があれば、緊急時でも心に余裕を持って対処できますよね。とっておきの休日に行うVANキャンプや車中泊を、さらに快適かつ充実したものにしてくれるのはもちろんですが、防災用など万一の備えにも役立つと思います。有能すぎてもう手放せそうにありません（笑）」
今回の1泊2日のVANキャンプで「ASAGAO」を使い倒したnaoさんは、最後にこうコメントしてくれました。
車中泊などのアウトドアをより快適に身近な存在にしてくれる「ASAGAO」はアウトドアビギナーにもうってつけ。さらに、「ASAGAO AS1000-JP」専用スマホアプリ「ASAGAO PPS」を経由して「ASAGAO AS1000-JP」に接続すると、キャンピングカーやフードトラックなど、離れた場所からの遠隔操作・管理が可能。電気容量の確認のほか、LEDライトや静音充電モードのON/OFF、AC出力定格電圧（100V/110V/120V）の切り替え、AC充電電力の設定など、より詳細な設定を行うことができます。この春、「ASAGAO AS1000-JP」をお供に、アウトドアへ出かけてみてはいかがでしょうか。
●DATA
ポータブル電源「ASAGAO AS1000-JP」
サイズ：約幅340×高さ262×奥行き192mm
重量：11.7kg
バッテリー容量：1008Wh
AC出力：1000W（aBOOSTで最大1800W対応）
出力ポート（合計11口）：ACコネクタ×2、USB-A急速ポート×2、USB-A×1、USB-C×2、ACC出力×1、Qiポート×1、DC5525×2
価格11万9900円
https://asagao.co.jp/
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